試しにヒーター修正してみた【キャンディアップルレッドのPBのネック調整とセンター修正-2】

ハイポジションの順反りがきついのでヒーター修正してみました。 ヒーターは効いてくれるようです。

ヒーター修正してみた

シムは黒い方を取り除いて、ネジ穴があいているタイプを付けてみます。 ヒーターが効いた真っ直ぐに近い状態のネックに0.3mm厚のものを使ってみます。

シムは0.3mmでよさそう

サドルが上がってきました。 1.6~2.2mmくらいのセッティングになっているので、ヒーターが戻らなければこれでいいのではないでしょうか。 元の弦高が3mm前後あったのでとてもよくなりました。

このくらいになった

ジョイントとピックガードは動かさないと仮定して、ネックの延長線上にブリッジを置くとなると、ブリッジは2mm近く1弦側へ動かすことになりそうです。

ブリッジはズレている

ナットを交換してブリッジを取り付け位置修正すればピックアップの真上を弦が通りそうです。

ピックアップはそのままでも良さそう

何となく、どうまとめれば良いか分かってきました。


全体をチェックする【キャンディアップルレッドのPBのネック調整とセンター修正-1】

キャンディアップルレッドにシェルピックガードという美しいPBをお預かりしました。  ネックの調整とセンターズレ問題の解消をしてきます。

キッズギターらしいPB

サドルが完全に下まで下がっていますが弦高が3~3.5mmもあります。

サドル部分

トラスロッドが完全に緩んでいたので締めてみましょう。 ロッドナットにトルク調整剤を塗っておきます。

トラスロッドナット

トラスロッドは効いていますが、ハイポジションに順反りが残ります。 ヒーター修正をしてみましょう。 シムがヒール部分に入っているのですが、ネジが通るタイプにしたほうがハイ起きさせる力が少なくて済むと思うのでシムは作り直しましょう。

シムが入っている

確かにナット溝がやや4弦側によっています。

ナット部分

ブリッジも4弦側に2mm近くずれていてサドルを1弦側に動かして合わせてあるようです。

ブリッジ部分

以上の状態でわずかに4弦よりになっています。

指板のエンド

ピックガードの外周はだいたいあっていますし、ジョイントはしっかり付いているので、ボディの外周から算出するセンターに合わせてジョイントやピックアップの位置まで無理に動かすことはあまり現実的ではないと思います。 ナットとブリッジだけ修正すればピックアップの上を均等に通ってくれそうな気がします。

PU部分

リテーナーが弦の中央になくて2弦が外れやすくなっています。 取り付け位置がナットに近くて弦の角度が強いせいもあるかも知れませんが、ちょっと気になりました。 ナットを交換したら弦が1弦側へ動くので自動的に直るかも知れませんね。 それでも合わなかった場合はここも追加で修正しましょう。

リテーナー

試しに、ヒーター修正をしてみてから考えます。


ネックについたパテを落とした【MTDの修理-9】

埋木をノミで整えました。

埋木を整える

ネック側に付いた謎のパテを掃除しました。 ヒーター修正の結果を判断するために弦を張ってみたいのですが、新しいネジ穴をあけるにはジョイント部分に挟む板を先に作る必要があります。

ネックについたパテを落とした

ネックポケットの謎のパテも平らになるように削って整えましょう。


トリマーに付けるパーツが完成

今お預かりしているMTDとフェンダーバードのネック仕込み角度を変えたくて、治具から作っています、 シムやネックポケットに角度を付けて削るためにトリマーベースに取り付ける板を作りました。

面取りなど

MDF板で作っている方と組み合わせれば、好きな角度や厚みに削れそうです。

トリマーにつけるパーツが完成