アース周りの配線【エースフレーリーモデルのピックアップ交換-4】

コントロールアッセンブリーは菱形のプレートにまとまっているタイプです。 アースを兼ねているので、もしポットが緩んだらボリュームやトーンが効かなくなったりしてしまう構造です。

アース線がない

トラブルを予防するためにアース線を配線しました。 ジャックもティップ端子が錆びていたので交換することにしました。

アース線取り付けとジャックの交換

元から付いていたほう(Fの刻印があるほう)にはOEMの文字がありますが、ディマジオのパッケージ商品にはありませんね。 ディマジオがギブソンのOEM精算をしているという意味のシールなのかも知れませんね。

ハムバッカーの交換

導電塗料をアース電位につないでいく配線を先に済ませました。

シールディング

ピックアップの配線を進めましょう。


ピックアップについて【エースフレーリーモデルのピックアップ交換-3】

キャビティに導電塗料が塗れました。 裏蓋にはアルミシートを貼り付けます。

裏蓋にアルミシートを貼る

リアピックアップをスーパーディストーションに交換するにあたって、今付いているピックアップの位相や抵抗値を調べました。 14キロもありますね。 あれ?ディマジオのロゴが入ったプレートにOEMのシールが貼ってありましたがこれって・・・

抵抗値や位相を調べる

DP100って書いてありますね。 交換する前からスーパーディストーションが付いています。 このギターは中古らしいですが、元の持ち主がスペックを勘違いして記載していたようです。

スーパーディストーション

フロントとセンターもダミーのパフではなくて、スーパーディストーションが付いていて、音が出るように結線されています。

ただこれ、リアだけFの刻印が合ってシールの型番が違います。 フェンダーの弦ピッチに合っているタイプですね。

リアだけFだ

オーナー様との御相談の結果、予定通りリアピックアップの交換をすることになりました。 弦ピッチが変わるだけですますのではなく、4芯線の処理をもう少しカチッと決めて、ショートなどの音出ずトラブルが起こりにくいように仕上げていこうと思います。

音量のバランスも気にされていましたので、購入時のスペック情報が間違っていたのはさておいて、むしろ同じピックアップがそろって都合が良かったですね。


ピックアップの取り付け【サンバーストPB+テレベネックの組み込み-6】

ピックアップです。 コールドが一度ブラスプレートを経由して、アース共通でポットに向かうようです。

エレキ楽器は1点アースではありません。 シグナルグラウンドがあちこちでフレームグラウンドにつながっています(ボリュームの1番端子がポットの背中にハンダ付けされているなど)。

でもさすがに、ピックアップのコールド線がいきなりブラスプレートと一緒になるのをみると、個人的には分けたい気持ちがでてきます。

ピックアップ

こういう感じにしました。 導電塗料のアースをブラスプレートにネジを打ってつなぎました。 コントロールキャビティの導電塗料と、ブリッジアースを一緒にまとめてから、ジャックにつなぎます。

ブラスプレートの取り付け

ピックアップの配線をつなぎます。

アッセンブリーをつなぐ

これでピックアップが付きました。

ピックアップが付いた

ネックをジョイントしていきましょう。

ネジが通らない

お預かりしたネジがボディを通らないので少し拡げました。

ジョイントのネジ穴

ネックが付きました。

ネックが付いた

ナットを加工しているところの写真を撮り忘れました。 弦を張ってみました。

弦が張れた

トラスロッドを締めてみたのですが、4~6フレット辺りに効いていますね。 1フレット、5フレット、最終フレットを多めに削ればフレットの頂点がフラットになりそうです。


ピックガードとブリッジの取り付け【サンバーストPB+テレベネックの組み込み-5】

ブリッジがつきました。 ピックガードの位置を探っていきます。

ジャックがキャビティの壁面に当たるのでこれ以上は左によせられないとか、外周のカーブと合わせるとどの辺りが美しいのかとか、ピックアップやネックポケットの位置はどこかとか、兼ね合いを調べることになります。

ブリッジが付いた

位置決めしたところに穴をあけていきます。

ピックガードのねじ穴をあける

ネックポケットの形状をボディに合わせました。

ネックポケットの形状に合わせる

ピックアップの通る穴が少しキツイです。 あと、0.5ミリくらい1弦側によっています。 角と4弦側を削って修正します。

センターの確認

ピックアップが上手く収まりました。

ピックアップの穴を拡げる

ピックアップを取り付けていきましょう。


フレットのすり合わせと導電塗料の塗布【エースフレーリーモデルのピックアップ交換-2】

キャビティの中のコンパウンドや、毛羽だった生地を整えました。

キャビティを掃除する

導電塗料を塗布します。 乾いたら、もう一回塗ります。

導電塗料の塗布

14フレットにピークがあったので、弦を張った状態で真っ直ぐ並ぶように研磨しました。 18フレットくらいが低めだったのでそのあたりもそろえて、そのあと全体をなじませました。

フレットをすり合わせる

フレットを丸め直して仕上げました。

ピカピカになった

次は配線です。