エスカッションの交換

ブログを見たお客さまからご連絡がありまして、エスカッションは元のままがいいということです。

こういうことじゃないんですね。

こういうことではないらしい

と言うわけで、もう一回配線を外します。 ハムバッカーなので4芯線なのですが、それをまとめてある熱収縮チューブが引っかかって出てこないのでここもバラします。

配線をもう一度外す

元のピックアップをバラします。

エスカッションを分離する

エスカッションを取り付けるネジ穴は元の穴にも、黒いエスカッションに合わせた穴にも合いません。 ハムバッカーになってキャビティに対して窮屈になっているので、ここ!というところにしか付けられないのでネジ穴をあけ直します。

元のネジ穴とも合わない

ピックアップの高さ調整ネジが、フラットなエスカッションに合わせたものなので、こっちのエスカッションを付けるとピックアップをこれより下げられないですね。

付いた

赤い方のベースもエスカッションを戻しましょう。


ネックの取り付け【Wifeレプリカのネック調整-4】

スキャロップ部分の塗装が完了しました。 本人が自分でやった作業の完コピを目指すという方針なのであえてこの仕上がりです。

塗装ができた

ネックを取り付けましょう。 少しトラスロッドを締め増ししました。

弦が張れた

サドルのネジが長いのが気になりますね。

ネジが長いのが気になる

ブリッジカバーを付けるので関係ないと言えば関係ないのですが。


ネック調整

ネジ穴を埋めたところを掃除して穴をあけ直します。

ネジ穴をあける

ピックアップの配線は完了しました。

ピックアップは付いた

4弦の中間フレットあたりで異音がすると言われたのですが、押さえているフレットとナットの間が共鳴する現象のようです。 これは楽器の構造上どうしようもないですね。

4弦の8フレットや6フレットを弾いたときに2倍音がヘッド側に乗ったり、4弦7フレットを押さえながら1弦7フレットを弾くと1弦の基音が4弦のヘッド側に乗ったり、3弦9フレットを押さえながら1弦8フレットを弾くと1弦の基音が3弦のヘッド側に乗ったりします。

ネックの調整

鳴らないところまでロッドを緩めるとすごい弦高になります。

すごい弦高になる

ある程度のところで調整して、ネックが安定したら一度弾いてもらいましょう。

完全に出ないようにしようとすると、ナットを交換してものすごく高い溝にする必要があります。 普通はあり得ませんが、リッケンの場合はあるのかもしれませんね。

溝に入りきらない太い弦が張られた状態でお預かりしたので、その時は弦がフレットから離れていて共鳴音が出ていなかったのです。

そのセッティングで弾くというのであればナット交換した方が良いですが、1フレットの音程がシャープするのはさけられないでしょう。 この辺りが弦楽器の難しいところですね。