弦を張ってみる【レスポールスペシャル(20241001お預かり分)の部品交換-5】

ナットの形を整えて・・・

ナットの形を整える

弦を張ってみます。

弦溝を作る

本物のバダスブリッジは厚みがあって弦高が下がりにくいです。

弦を張ってみた

サドルに弦溝を作ればもう少し下がりますが、1弦側がおそらく1.5mmくらいまでしか下がりません。

もし1.2mmまで下げたいとなるとモントルーのバダススタイルブリッジの出番だと思います。


分解と導電塗料塗布【レスポールスペシャル(20241016お預かり)のリフレットと部品交換-2】

ギターを分解していきます。 ペグを外して清掃します。

ペグを外した

浮いているブッシュを抑えて固定し直します。 ブッシュの内側を磨いてからトルク剤を塗っておきます。

ブッシュの固定

配線を分解していきます。

配線部

電装系を全て外せました。

配線を外した

導電塗料を塗っていきましょう。

導電塗料の塗布

裏蓋をアルミシートでシールディングします。

アルミシートを貼った

フレットを抜いていきます。

フレットを抜いた

ピックアップが埃だらけになっていたので掃除しておきました。

ピックアップカバーの清掃


サドルのフィッティング【レスポールスペシャル(20241019お預かり)のブリッジ交換-1】

スペシャルです。

LPスペシャル(20241019)

モントルーのバダスタイプのブリッジに交換します。

ブリッジ部

チタンサドルが微妙に浮いていて、オクターブネジを中心にシーソーのように動いてしまいます。

微妙に左右にサドルが動く

ナットの材質のせいだと思うのですが、プレーン弦がコキコキと音を立てて引っかかります。 真っ直ぐ上に抜く時には引っかからないので溝の幅が原因ではないと思われます。

コキコキ引っかかる

穴を拡げていきます。

穴を拡げる

手前を削ったり奥の凹みを拡げたりしながら合わせていきます。

チタンサドルが付いた

アンカーに塗料が乗っていますが、このギターはマスキングテープは貼られていないので、無理に剥がさないようにしておきましょう。

スタッド部

トラスロッドナットの清掃をしてグリスを注しておきます。

ロッドナットの清掃

ついでにペグのブッシュナットの内側もグリスアップしておきましょう。

ブッシュナットのグリスアップ

弦を張り替えてサドルに溝を作っていきましょう。