ヒーター修正しましょう。

ハイ起きと6フレット付近の逆反りを同時に修正します。

メイプル1Pネックなのであまり期待しないでおきましょう。　

OB-02を粗加工して・・・

接着しました。

キャビティとブリッジとポケットから引いたセンターにテンプレートを合わせると、1弦側にもう板が1枚必要かもしれないと判断したので張り足しました。

成形したらトリマー加工しましょう。

ピックアップがピックガードマウントで、この外周形状なのでピックアップの位置は動かすことができません。　なのでピックアップからセンターを決めてそこに他を合わせるしかないです。

シャチホコと石垣を固定して名古屋城を建て替えるみたいなことが必要になります。

ブリッジも1mmとまでは行きませんがずれていることになります。　リアピックアップの音量バランスをよくするにはここもいじった方が良いと思います。

ネックは1弦側に振っています。

これはポケットを加工します。　1弦側に薄板を貼ることで張力によってネックを4弦側へ倒しつつ、4弦側の側面を削って合わせることになると思います。

2弦が抜けません。　元の持ち主が縦穴のペグに横穴の巻き方をしたせいでしょうか、ポストのすり割り部分が変形しているようです。

2・3弦が狭くて、4弦が拡がっています。　　2・3弦も片側が拡がっているので、縦穴として正しく弦を張れば使えるようです。

ポストの太さを測ったところ、一緒にお預かりしているウルトラライトペグも付きそうな感じではあります。

ブリッジが交換されているかも知れないという説があったのですが、外してみたところオリジナルのような気がします。

ピックガードを外しました。　この貧弱なタイプのジャックなら錆びていますし交換してしまった方が良さそうですね。

キャビティとピックガードが粉っぽいです。　コンパウンドと木くずを掃除しましょう。

きれいになりました。

一度ポットを外して保護シールを掃除しました。　つでに足りていないワッシャーを追加しておきました。