コントロールのアッセンブリをあらかた終わらせます。
お客さまのご指定で今回はモントルーのコンデンサを使います。 見た目からしてテンションが上がりますね。
ピックアップやコンデンサを結線していきます。
できあがった配線です。 スッキリしました。
音が出るようになりました。 ビンテージJBの範囲から外れない中で、しっかりファットなサウンドが出るようになりましたが気に入ってもらえるでしょうか。
ポールピースとコイルワイヤがショートするのを防止するためにテープを巻きます。
ローミッドが欲しいということなので、今後さらにピックアップをシリーズ配線にしたりしないとも限らないので、シリーズ時に中間点がショートしないようにこういう一手間をかけておきます。
コイルを巻いているところです。 コイルワイヤーは手送りで右へ左へランダムに巻いていきます。 こういう作り方をすると完全機械巻きの量産ピックアップとは違うハンドメイドならではの味が出ます。
ワックスポッティングと着磁を終わらせて完成したピックアップです。
もとのコイルより少し太りました。 ターン数も増えたと思いますが、手送りしたコイル線はふんわり巻かれるので外形が大きくなります。 コイルの形状も電気的なコイル成分に影響しますので音にも変化が現れます。
楽器というのは人間と一緒で適度に遊びが必要なのでしょう☆
仲の良いお客さんからジャズベが送られてきました。 ピックアップを巻き直すことで高域を削ってミッドローを強くして欲しいということです。
このジョイント部に見覚えがあります。 2014年まで働いていたLumtricでチューンナップしたことがありますね。 この部分の木部がはがれていて接着しました。
フレットの端の仕上げを見れば誰が作業したか分かります(笑) 9年間働きましたが後半6年くらいは私がフレットワークを担当していました。
楽器を自分で改造して楽しむお客さまなので、10万円かけてチューンナップしたのにあちこちが変わっています。 ポットがハンダだらけになっていますね。
ピックアップを計測してみました。 ネック側、ブリッジ側ともに9kオームくらいです。 カバーの感じからしてセイモアダンカンでしょうか。
参考に送られてきたファットな音がするというフェンダーのピックアップが7kオームしかない’70s系倍音きらびやかなものだったので、それは一度忘れて9kオーム以上あるものを巻きます。
Birdcageオリジナル商品のハイブリッド・JBピックアップの’60s側のターン数を参考にします。実際の60年代ピックアップよりややターン数を増やして中低域を誇張してあります。
まずもとのコイルを切ります。
温めてワックスを除去しました。
エンドピンの下穴をあけました。 もとの穴は弦長方向にあいていて、ボディのラインにあわせてねじが曲がっていました。 ボディの接線に合わせてあけ直しました。
ジョイントビスを交換するので穴をあけ直しました。 もとのストラップピンを共締めしていたねじが細めだったので見た目をそろえました。
新しいストラップピンはここにつきます。
ネジ穴があきました。
セキュリティロックがついたところです。
このサドルには番号が振ってありますね。 ブリッジを組み立て直して弦を張ります。
ネックも調整しました。 ナット溝が浅かったので少し削って弾きやすくしました。
弦高が下がった分、ピックアップの高さも調整したのでなかなか良い音がでるようになりました。 このベースでTHE YELLOW MONKEYのコピーをやるそうですよ。 楽しげです☆
エピフォンのサンダーバードです。 いろいろと問題があってお預かりしました。
張力に引っ張られてアンカーが浮き上がってきています。
アンカーを一端抜いて穴を補強しようと思います。
シャーラーのセキュリティロックに交換仕様としたら、ネックジョイントねじと共締めだったので交換できなかったそうです。 コントロールプレートに穴を追加して取り付けることにしました。
で、お客さんに場所を指定してもらったのはいいのですが、全く同じ位置にボディをルーティングするときに固定した治具穴があいていました(笑)
これではねじがとまらないので埋めました。 今までストラップピンがついていたところも1本だけねじが細かったので一度埋めてあけなおすことにしました。