フレットを抜いて指板Rを変更【フェンダーカスタムショップストラトのフレット交換-2】

ヒーター修正でハイ起きを直しました。  ここからフレットを抜いていきます。

フレットを抜く

ささくれだった指板を粘度の低い接着剤で補修。 接着剤を落としつつ指板を研磨します。

今回はエンド部に向かって指板のRを緩くします。 ラウンド指板で指板が薄く、ご希望のところまでいけるかは微妙ですができるところまで。

指板のRを変える

1フレット部はもとの7.25インチ。

1フレット付近のR

エンド部は8.5~9インチくらいでしょうか。 7.25インチのゲージをあてるとこのくらい違います。

指板エンドのR

Rを変えるために指板を削ると当然弦方向の直線性も変わってくるので、全てのつじつまが合いつつ、しかも研磨する指板の量が最小限になるようにするのはとても難しいです。

指板の厚みにも制限あるので強引に追い込むのではなく、ある程度の指板Rまで広げられたところで、今この瞬間が一番バランスの良いところだなと判断する力も必要になってきます。

ここからフレット溝の広さを修正します。 修正してから改めて少し磨くことになります。 1度に済ませても良いのですがそれはもう少し上手くなってからですね。 今はまだ慎重に工程を重ねることにしています。 2回目は仕上げるだけなのでほとんど削りません。

 


ブリッジの調整【B.C.Richの改造-5】

1・2弦のサドルビスが共振するのでネジの先などにネジどめロックをさしてみました。

もとがバーブリッジでない場合、弦溝が中央にくるのでシーソーのように動いてしまうことがあるので注意が必要ですね。 これは最近気がつきました。

サドルの振動

よさそうですね。 これでお返しできそうです。

完成

 


修理が完成【レスポールカスタムのメンテナンス-8】

ナット溝を最終調整しました。 弦高調整、オクターブ調整などもすませて完成です。

完成

ピックアップの音量バランスを合わせるために高さ調整もしました。結構しっかり低音がでるマイクですね。

ネックのコンディションはとてもいいです。 これも長めに様子を見させてもらいましたが安定していますね。


完成しました【Ibanezのネック修理-9】

ハイポジションの起きをフレット交換と一緒に修正しました。

かなり長めに弦を張ったまま様子を見たのですがハイポジションはしっかり維持されています。 フレット溝を調整して反りの修正をする方法が上手くいっています。

完成

おかげで弦高もかなりペタペタになりました。

フロイド系のトレモロはオクターブ調整などにとても手間がかかりますね。


ネックの反りを直します【フェンダーカスタムショップストラトのフレット交換-1】

カスタムショップ製のストラトをお預かりしました。 フレットを交換します。

フェンダーカスタムショップストラト全景

ハイポジションに順反りがあるのでヒーター修正が必要です。

ハイポジションでチョーキングしたときにビリつかないように、今は弦高が12フレットで2ミリあります。 原因のひとつは上記のハイ起きですが、フェンダーの指板が7.25インチと丸いせいもありますね。

1フレットは7.25インチピッタリ。

1フレットでの指板R

12フレット付近ではそれよりもきつくなってしまっていますね。 光がもれています。 もとからなのか前回のフレット交換時にくずれたのか分かりませんが、ハイポジションをのRを広げる方向で指板研磨しようと思います。

12フレットでの指板R

ロッドナットを緩めてみました。 100度くらいしか回っていません。 余裕はありますね。 木部のめりこみもないですし健全な状態であることが分かりました。 ただロッドは中央付近に効く感じで、ハイ起きを修正することはできません。

トラスロッドナット

まずはヒーター修正でハイポジションを逆反り方向に曲げていきます。

ヒーター修正