7ミリ軸ミニポットをボディトップにつけるディープナットの作り方

Cカーブや2連ポットなどはそれそのものが希少なので、軸系や軸の長さで選ぶことができません。 ボディトップマウントだと手詰まりとなってしまいます。

どうしても2連ポットを使いたい修理があるのでディープナットを自作します。

用意したのはM6のフランジ付きナットです。

M6のフランジ付きナット

内径を6.3に広げます。

6.3Φで広げる

M7-0.75のタップを立てます。

M7-0.75

外形を10ミリまで削ります。

外形を削る

対面を直線に落としてレンチで回せるようにしました。

ミニポット用ディープナット

便利そうなので、これをもっときちんとした寸法にして、精密な加工ができる工場で作ってもらおうかと思っています☆

 

 


レリックにも合うビンテージ風ジャズベースピックガードを作ります

モントルー製のリアルセルロイドピックガードのエッジを磨いてビンテージ系ジャズベースに似合うピックガードにします。

仕入れたのはこちら。 レリックではないバージョンです。

リアルセルロイドピックガード

外周をとがらせていきます。 もとは45度で面取りしてあるのですがもっと鋭角にした方が格好良くなります。 30度くらいでしょうか。 Lumtricで働いていたころ、工業高校卒のアシスタントくんに「45度以外は面取りとは呼びません」と、用語について精密なツッコミを受けたことを思いだしました(笑)

外周の加工

サンドペーパーで細かい番手まで磨いてさらにコンパウンドで手磨きしました。 これでベースが見違えるくらい格好良くなるので不思議ですね。 装着したところを見てみたいです。

研磨完了

以前に掲載した同じ下項の写真はこちらからご覧頂けます。  同じ加工をしたものが欲しい方はこちらのメールフォームからお問い合わせ下さい☆


配線作業【フットコントロールを作ろう-3】

配線を進めます。 こちらはボリューム。 合成インピーダンスが下がりにくいように500kΩにしました。

チューナーアウトがつながりっぱなしだとチューナーの入力インピーダンスまで並列合成されてしまうのでミニスイッチが付いています。

フットボリュームペダルの配線

こちらはトーンペダルです。 ハムバッカーやシングルコイルなど、幅広く使えるように0.022μFと0.047μFを切り替えるスイッチが付いています。

フットトーンペダルの配線

スプリットシャフトだったので1.5ミリの塩ビ板をはさみました。 ノブがケースに干渉していたので、0.5ミリの突き板を6Φのポンチで突いてチップを作り、ノブとポットの軸の間に入れてみました。 非常にスムーズに回っています。

ノブの取り付け

いろいろつないでみて使い心地に問題がないか調べたらお客さまにご連絡しましょう。