部品のチェック【ドットバインディングのブラックJBの組み込み-1】

ヤマ楽器で木工&塗装したボディネックをお預かりしました。 組み込みを担当させて頂きます。

ネック

ヤマ楽器は基本板目でネックを作るのだと思いますが、これは特別に柾目で作ってもらったのでしょうね。

柾目ネック

66年仕様と言いますか、ドットバインディング仕様になっています。 指板はパーフェローでしょうか。

ドットバインディング

塗装はブラックのツヤあり。 表面のこのホコリを払うだけでも傷が付きそうで気を遣いますね。 なるべくきれいに仕上がるように、丁寧な作業を心がけます。

ボディ

66仕様なのでパドルペグが付きます。

部品

リックアップはBirdcage ハイブリッド・JBピックアップが付きます。


塗装前の準備【ドットバインディングJBの組み込み-4】

ネックにマスキングテープを貼りました。

ネックのマスキング

今回は比較的きれいめなレリック加工塗装なので、ホコリが入ったりしにくいように、プロの塗装職人さんに手伝ってもらうことにしました。

グリップは上のネックのように汚したオイルフィニッシュになりますので目印程度にテープを貼ってから送ることにしました。

マッチングヘッドなのでネックも塗装屋さんに行きます。

 


ピックアップの製作【ドットバインディングJBの組み込み-3】

ボディ&ネックを塗装に出している間にピックアップを作ってしまいましょう。 まずはボビンを組み立てます。

ボビンの組み立て

ピックアップのコイルを巻き取ります。 今回はAWG42ゲージのエナメルワイヤーを使って、フロントは9000ターン以上、リアは11kΩくらいをめざして巻いていきます。

自分でピックアップを作れるので、お客さまのお好みに合わせてコイルの調整がききます。

コイルを巻く

ワックスポッティングが終わりました。 着磁すれば完成です。

ワックスポッティングした

ペグのレリック加工も進んでいます。

ペグのレリック加工

いい感じにツヤが消えました。


色やレリック具合の打ち合わせ【ドットバインディングJBの組み込み-2】

1月から新しい仕事の受け付けを休止していますので、久しぶりにお客さんに会いました。

色決めです。 色のサンプルがこちらになりました。

色のサンプル

レリック具合のサンプルがこちらになりました。

レリックのサンプル

ちなみにこの本は今井さんの書かれたフェンダー・ベース・オーソリティです。

参考図書

導電塗料の塗布から始めましょう。

導電塗料の塗布

ネックジョイントのネジ穴をあけたいので、ジョイントプレートを入手しましょう。