生地研磨上がりのボディ&ネックがヤマ楽器から届いた【ドットバインディングJBの組み込み-1】

数ヶ月前にヤマ楽器さんにお願いしてあった、JBのボディとネックが届きました。 生地研磨上がりになっています。

66年仕様のベースが欲しいというお客さまのご要望で、ドットポジションマークにバインディングつきになっています。

ドットバインディングのネック

ボディはアルダー2Pです。 やや軽めですね。 導電塗料から始めていきましょう。

アルダーのボディ

調子を崩しているのを知ったヤマさんにまで心配してもらっちゃいました。


ナット溝の加工【テレマスターの組み込み-23】

ネックをジョイントしていきましょう。 焼き印はネックを作ってくれたヤマ楽器さんのものです。 誇りを持って良いネックを作って欲しいので、こちらからお願いして捺してもらうようにしています。

ネックのジョイント

牛骨を削って形を整えます。

ナットの成形

弦を張っていきましょう。 今回は09~46のセットです。

ナット溝の加工

弾ける形になりました。

全体の調整

弦高調整のイモネジが高いので、短いネジに変えようかと思います。


ピックアップの取り付け【テレマスターの組み込み-22】

ありがちなことなのですが、塗装でキャビティが太ってピックアップが入りません。 もう少し広めに加工しておけば良かったですね。 ちょっとやり直します。

ピックアップが入らない

塗装を傷つけないように慎重にトリマー加工しました。

もう一度トリマー加工

ピックアップを取り付けます。

ピックアップの取り付け

こんな感じになりました。

ギターっぽくなってきた

ネックを付けて、弦を張って調整です。


配線作業【テレマスターの組み込み-21】

コントロールパネルの配線を進めます。 フロントのミニハムをコイルタップできるようにします。

コントロールパネル

トーンのポットがスイッチポットになっていて、引っ張るとフロントのピックアップのコイルのひとつがオープンになります。

コントロールパネル

ミニハムの出力線が短めだったので、ボリュームポットの上に1L2Pのラグ板を取り付けておきました。

コントロールパネル

ピックアップとつないでいきましょう。