ハイブリッドJBピックアップ下準備配線【フレットレスJBの組み込み-16】

配線の下準備をします。 60年代風コイルと70年代風コイルと切り替えられる、Birdcageハンドメイトのハイブリッド・ピックアップBJJ-HY.を取りつける回路を作ります。

スイッチポットを引き上げると70年代風のスッキリしたブライトなJBサウンドになります。 スイッチポットのノーマルポジションでは60年代風のファットなJBサウンドになります。

コントロールアッセンブリーの配線例になるので写真を撮っておきましょう。 見やすいようにトーン用のコンデンサはまだつけていません。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

コンデンサはスイッチポットの周りに取りつける予定です。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

正面から見たところ。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

スイッチからでた線はそれぞれのボリュームポットの2番(真ん中)端子に入っています。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

取りつけ時の参考にして下さい。

ハイブリッドJBピックアップ下準備配線例

いろんなバンドを掛け持ちしている人には最適です。 「あのベースの音!」がたくさん必要な時に何とかしてくれます。 手元で音作りするのが好きな人はぜひお試し下さい。

地味で玄人好みなアイデアで製作しているピックアップですが、使ってくれている人には大変好評です。


リアルセルロイドピックガードのエッジをとがらせる加工【フレットレスJBの組み込み-15】

レリックのベースに似合うようにピックガードのエッジを30°くらいまでとがらせる加工をします。

もとのリアルセルロイドピックガードはこんな感じ。

加工前のリアルセルロイドピックガード

45°にエッジが取られていて、コントロールプレートとのつなぎ目は垂直に落ちていてエッジ加工がありません。

加工前のリアルセルロイドピックガード

グルッと1周削って研磨したところがこちら。

加工後のリアルセルロイドピックガード

全体はこんな感じになりました。 コントロールプレートとのさかいめも上面側半分くらいを45°で落とすとそれっぽくなります。

加工後のリアルセルロイドピックガード

いま入手可能なピックガードの中で一番レリックに合うのはこの加工をしたリアルセルロイドピックガードだと思います。


サンバーストを吹いた【フレットレスJBの組み込み-12】

3トーンサンバーストを吹きました。 前回着色をしていたら、途中で雨が降り始めてしまいまして、「かぶる」って言うのですが、塗装が白く濁るんですね。

で、途中で中断してあったのですが、今日は気候がよかったので再開。 シンナーを吹いて白く濁ったところをリカバーしてから吹き足しました。

3トーンサンバーストを吹いた

全体に飴色を乗せて真ん中を暗めにしてからトップコートを吹いていきます。 ピックアップもそろそろ巻いていきます。

今回使うのはBirdcageハンドメイドのJB用ハイブリッド・ピックアップBJJ-HY.というピックアップです。 コイルワイヤを2種類使って、2層構造に巻いて、70年代風と60年代風のふたつの出力を得ることができるピックアップです。

通常のジャズベースでは大まかに言って、両方フル・ネック側メイン・ブリッジ側メインの3通りの音が出せますが、60年代風のややファットな3種類と、70年代風のややブライトな3種類がだせるので、手元のコントロールをいじるのが好きな人や、いくつものバンドで「あの音!」がいろいろ必要な人に合います。

私もこのピックアップで中森明菜コピバンやっています。


フレットレス指板のエポキシコーティング【フレットレスJBの組み込み-10】

以前は福井方面の塗装屋さんに頼んでいたフレットレスベースの指板コーティングですが、いろいろあって事実上の廃業状態だと思われるので、自分でエポキシコーティングをやります。

いまお付き合いがある塗装屋さんは硬質ウレタンならできると言ってくれているのですが、やっぱりエポキシにしたいのでチャレンジすることにしました。

マスキングテープと木で囲いを作りました。

囲いを作る

硬化剤と混合したエポキシ樹脂を流し込んでいきましょう。

エポキシを流し込む

ふむふむ。 なかなかうまくいっているようです。

固まるのは明後日?

完全硬化は明後日くらいでしょうか。 金曜日くらいにボディのサンバーストを吹く予定でいます。