ボディの塗装を研磨する【1960風レリックJBの製作-11】

 

レリックJBボディの塗装の研磨を始めました。 仕込んでおいた塗装がはく離する層が機能して、研磨していくと同時にレリック加工が進んでいきます。

塗装のはく離

裏面はこんな感じ。 良い感じに渋いです。

ボディの裏面

表面にパーツを置いてみました。 なかなか良いですね! これからまだまだ打痕を付けていきますけれど、これは素敵なレリックベースになることが約束されていますね。

パーツをのせてみた

どんどんレリック加工のテクニックが向上していきます。いつかジョン・クルーズに負けないレリック名人になりたいものです☆


トップコートを吹きました【1960風レリックJBの製作-9】

修理作業で塗装を吹くついでに、試奏機ジャズベースタイプの塗装を進めました。 前回着色塗装したサンバーストの上にトップコートを吹き付けました。

ジャズベースのトップクリアを塗装

ヘッドはこんな感じになりました。 ゴールドに黒ふちのほうのロゴを使いました。

ヘッドロゴマーク

乾燥したら研磨して仕上げます。 そのあとレリック加工。 部品はもうあるので、できるだけ早く組み上げたいですね。

BirdcageオリジナルのハイブリッドJBピックアップを装着します。 またさらに新製品として発売予定のカスタム配線も一緒に搭載する予定です。

 


楽器のお渡し【wife風レリックベースの組み込み-24】

最後の加工はトラスロッドカバーです。 ネックを外さなくてもトラスロッドの調整ができます。

ロッドカバーの穴開け

お客さまがご自分でストラップピンを取り付けました。

ストラップピンの取り付け

ピックアップの表面にアクリル製の板でフィンガーランプを貼り付け。 こうやって位置を決めたあとで、角などを削って仕上げるそうです。 お客さまいわく「自分で手作りしてこそwife!」とのことです。

アクリル板の取り付け

これで完成です!

Billy Sheehan's wife replica

Talas時代のまだサンバーストが残っている外観で(しかも角の部分は剥がれたのを補修するためにビルが自分で黒を吹いている)レプリカを作った例はほとんどないのではないでしょうか?

とても貴重な経験ができました。 今月の20日にはこのベースを使ってのライブがあるそうです。


ほぼ完成【wife風レリックベースの組み込み-23】

ピックアップカバーを削って高さ調整したところ、弦のビリ付きは解消されました。 ノブやブリッジカバーを登載して完成した姿になりました。

wife風レリックベース完成

また新しい資料を借りることができたのであと少しレリックを追加することになります。

ビリーシーンwife風レリックベース

交換したコンデンサの写真を掲載していませんでした。 このネック用ハムバッカーに合うコンデンサは104(0.1μF)でした。 磁力が強くて抵抗値は少ないというピックアップ仕様のようです。

採用したコンデンサ

今日お客さまにも弾いてみていただいて「全て要望通り!問題ない!」と太鼓判を頂きました。