マスキングテープで塗料が載らないようにしていた部分の境目を溶剤でぼかしていきます。
グリップには汚れが付着したようにステインを塗り込んでいきます。
乾いたらグリップ部分はオイルフィニッシュです。
修理作業で塗装を吹くついでに、試奏機ジャズベースタイプの塗装を進めました。 前回着色塗装したサンバーストの上にトップコートを吹き付けました。
ヘッドはこんな感じになりました。 ゴールドに黒ふちのほうのロゴを使いました。
乾燥したら研磨して仕上げます。 そのあとレリック加工。 部品はもうあるので、できるだけ早く組み上げたいですね。
BirdcageオリジナルのハイブリッドJBピックアップを装着します。 またさらに新製品として発売予定のカスタム配線も一緒に搭載する予定です。
最後の加工はトラスロッドカバーです。 ネックを外さなくてもトラスロッドの調整ができます。
お客さまがご自分でストラップピンを取り付けました。
ピックアップの表面にアクリル製の板でフィンガーランプを貼り付け。 こうやって位置を決めたあとで、角などを削って仕上げるそうです。 お客さまいわく「自分で手作りしてこそwife!」とのことです。
これで完成です!
Talas時代のまだサンバーストが残っている外観で(しかも角の部分は剥がれたのを補修するためにビルが自分で黒を吹いている)レプリカを作った例はほとんどないのではないでしょうか?
とても貴重な経験ができました。 今月の20日にはこのベースを使ってのライブがあるそうです。
トラスロッド調整用のレンチを作りました。 10ミリしかない隙間に通るように短くカットしました。
弦を張ってみたところ、全体的に妙にビリつきます。 これはおそらくネック側のピックアップの磁力が強すぎるせいではないかと予想されたのでピックアップを外してみました。
外すとビリ付きがとまります。 ギブソン系のネックはボディと指板トップに差があるので、それに合わせてピックアップの高さが高いのです。 マグネットが強いのも原因ですね。
現状から3ミリは落とした方が良さそうです。 それくらいならむしろ見た目もwifeに似てきます。
グラインダーで削りました。 今日はずっとグラインダー作業ですね。 ちなみにこのあと、ピックアップを下げるためには掘り込みを深くしなければいけないことが分かって、またトリマーで木工加工&導電塗料の塗り直しをしました。 今は乾燥中です。
リアルセルロイドピックガードの端材からチップを切り出しました。
トラスロッドカバーを作らなくてはいけません。
イメージ通りのものが出来そうです。