金ロゴを手配しました【wife風レリックベースの組み込み-10】

以前、ストラトを組んだときは黒文字に金縁にしたのですが、今回はレリックものなので金文字で黒縁にしてみようと思っています。

インレタ屋さんに相談してみたところ、黒は隠蔽力があるので最後に他の色の上にのせるそうで、前回のフィルムでは作れないということでした。

インレタ印刷の解像限界を考慮して装飾をかなり省略したシンプルなロゴにしているくらいなので、私自身は細かいところはつぶれてしまっても仕方がないと思っていたですが、インレタ屋さんの強いこだわりでBに乗っている鳥の足がキレイに出るようにその部分のデータを編集して、黒を10%ほど太く強調してくれたそうです。

ゴールドのロゴマーク

NGになっているところを見て頂くとそのこだわりが伝わってきますね。NG分は別紙でつけてくれました。 しかも1日で作ってくれました。本当に仕事が早い! いつも有り難うございます。ファームさん。 最高です☆


下地塗装の改良【wife風レリックベースの組み込み-9】

ウレタンサンジングの下地に追加して飴色層を塗りました。 レリック加工したときに新しいクリアが出てくると雰囲気が出ないので下地の段階で黄色めの飴色を入れておくことにしました。

下地に飴色層を追加

本物のwifeもラッカー塗装が剥がれた後もポリ下地が残っていて照明によっては飴色に見えます。

レリック加工の参考画像

研究はさらに進んでいますのでさらなる高みをめざして作りますよ。

というか、今日は定休日なのに頑張ってしまいました。


蓄光ポジションマークに交換【wife風レリックベースの組み込み-8】

木工段階では通常のポジションマーク2.5ミリ径を入れてもらってあります。

ポジションマーク部

これを掘り出して一端埋めました。 ポジションマークの材質が適度に硬質だったので、わざわざこうしなくても3ミリの木工用ビットの先端を十分支えられたかもしれません。

埋める

3ミリに広げて蓄光テープを装填していきましょう。メイプル指板の場合3ミリの黒に2ミリの蓄光という二重構造にしてあります。 明るい場所、暗い場所、両方の視認性を考慮してこうなっています。

蓄光テープの埋め込み

部屋の電気を消すとこんな感じ。

蓄光ポジションマーク

これで研磨すれば完成です。

Comet Shoemaker–Levy 9


ピックガードが到着【wife風レリックベースの組み込み-7】

Torlamを使おうかと思っていたのですが、リアルセルロイドピックガードの方が近いような気がしてきたのでこちらを加工して使おうと思います。

リアルセルロイドピックガード

ピックガードとピックアップカバーを載せてみました。  少しずつ完成の状態が見えてくると楽しいですね。

PUカバー載せてみる

お客さまから新しい資料が追加で送られてきました。 なるほど~参考になりますね。

資料

ポールピースが出っ張らないようになかに詰め物をして調整する予定だったのですが、カバーに強力な粘着が付いていて、外したらボビンがスポッと外れるという事件が。

カバーを外したら・・・

ポールピースの大きさが似ているという理由で取り寄せた韓国製なので一度バラして作り直しても良いかもしれませんね。

ミドルを立てた音を作りたいわけですから、せっかく高さのあるポールピースなので通常のプレベのピックアップのように平たく巻くのではなくもっと高さのあるコイル形状にまき直してみたくなりました。 検討してみましょう。

 


下地塗装【wife風レリックベースの組み込み-6】

ウレタン・サンジングで下地を作りました。 現物のwifeはサンバーストが密着不良なのか最終的にナチュラルになりますが、下地はしっかり残っています。 ポリ下地になった時代のものだからでしょう。

下地塗装

研磨しいていきます。 レリックになるのでラフな仕上がりでも良かったのですが、ついついきれいに仕上げてしまいました。

ウレタン下地の研磨

ヘッドも下地はウレタンにしました。こちらも研磨。

ヘッド面の下地研磨

研磨に使っているパッドはギタークラフト科時代に使っていたものですね。 友達のとまさくんが居酒屋でみがいたメニュー文字で書いてくれた「己を磨け!」です。 これもこの後余ったウレタン塗料で塗装しました。

己を磨け! とま

トップはラッカー塗装になります。 ダンボール製簡易塗装ブースが大活躍です。

下地研磨終了

前職のラムトリックカンパニーでは塗装をしていなかったので久しぶりの塗装作業はとても楽しいです。