ピックガードの加工【wife風レリックベースの組み込み-17】

ピックガードにピックアップを通す穴をあけるので、テンプレート治具を作ります。

治具の製作

できあがった治具をあてつつ位置を決めます。 本物のwifeはこれがネックギリギリに付いていて強度上の問題がありそうです。 10ミリくらい壁を残したいので写真のような位置にしました。

位置決め

大まかに糸のこ盤で切り取ります。

粗加工

トリマーで加工します。

トリマー加工

ピックガードを置いてみて確認です。

のせてみる

4ノブ仕様なのでピックガードに穴を追加します。

ポット穴の追加

ピックアップカバーがスカート状に広がっているので裏側を手作業で面取りします。

ピックアップカバー穴の面取り

面取りを少し広げて格好良くしましょう。

外周の面取り修正

ブリッジカバーを取り付けるネジ穴をあけました。 カバーは左右対称ではありません。 おおよそで付けるしかないですね。

ブリッジカバーの取り付け

次はボディ加工ですね。


組み込みがはじまりました【wife風レリックベースの組み込み-16】

入念にセンターを確認していきます。ジョイント部、ピックアップキャビティ等から導き出したセンターと、ネックから求められるセンターがひとつにまとまっているか改めて確認しているところです。

センターの確認

ネックの方も準備を進めます。 ペグを取り付けていきます。 Dチューナー部は細めのネジなので穴径を変えています。

ペグの取り付け

ペグと粗加工のブラスナットが付いて準備万端です。

ヘッド部

今回使うモントルーのリアルセルロイド・ピックガードのセンターをボディに合わせていきます。ジョイント部やピックアップ穴などから求めたセンターをボディに合わせて、どこにどの程度の矛盾が生じるかを調べています。

形状は問題なく合いそうです。 PBのピックガードはジャック部はかなりきわどいのでマスキングテープに線を描いて確認しています。

ピックガードの位置決め

ピックガードが付いたのでジョイント部を合わせていきます。テレベースのネックが付くのでジョイント部が四角いです。 PBのボディ側はジョイントが円いので角をトリマーのベアリングビットで削り込みました。

PGジョイント部の加工


組み込みが始まります【wife風レリックベースの組み込み-14】

レリックになるので多少キズが付いても問題ないですし、完成時をイメージしやすいようにあれこれ部品を置いてみました。

wife組み込み前全景

年末のライブはこれで弾いてもらいましょう。 楽しみです。

まずはピックガードに穴をあけていくところからですね。

 

 


下地塗装【1960風レリックJBの製作-7】

下地塗装を進めていくためにローズ指板部分にマスキングテープを貼ります。

指板のマスキング

裏側はレリックで、良く触るところが剥がれた感じにしていきます。

ネックジョイント部にはネックを作ってくれたヤマさんの刻印があります。 誇りを持ってネック製作にあたっていただきたいのであえて焼き印を押していただいています。

ネック裏のマスキング

ボディにもサンジングラッカーを塗っていきます。

ボディの下地塗装

’60sと’70sのJBサウンドをセレクトできるBirdcageオリジナル・ハイブリッドJBピックアップを登載してさらに、新商品としてリリース予定の新回路も登載して試奏機にしようと思っています。

1960年、初年度の2スタックノブのJBを作るつもりでタイトルを付けたのですが、結局3ノブ仕様になりそうですね。 パッシブJBのサウンド・バリエーションの奥深さを心底から堪能できる1本にしたいですね。