私のものづくりの原点『かいじゅうみんなでつくりませんか?』

先日、ずっと私が探していた絵本が見つかりました。 子供の時に読んでからずっと好きだったのですが、タイトルを『かいじゅう”いっしょに”つくりませんか?』だと勘違いしていて、なかなか検索にかからなかったんですね(笑)

古本でも数が少なく、画像検索でもあまり見つからなかったので、本が届いたのがとても嬉しいです。

『かいじゅうみんなでつくりませんか?』

「ぼく」が空き箱で怪獣を作っているといろんな人が集まってきます。 「いっしょにつくりませんか?」とさそうと怪獣がドンドン大きくなっていくというお話です。

最初のページ

工作が大好きな少年だった私はこの怪獣をみるととてもドキドキするのでした。

みんなで作ったかいじゅう

工作好きなまま大人になってギターを修理したり、プリアンプをハンダ付けしたりしています(笑)


Amazon「マインドシーカーのお知らせです」

お客さんのSNSを見ていたら学研の「ムー」が話題になっていて、youtubeのムーチューブという番組を見ました。

番組MCをつとめるHumanCubeというバンドのボーカルmi-coさんが「子供のころマインドシーカーをやっていた」という話をされていました。 懐かしいなあと思ってAmazonで見ていたら、後日Amazonから「マインドシーカーのお知らせ」というメールが来ました。

マインドシーカーのお知らせ

まさか2016年になってマインドシーカーについての電子メールをもらうとは。少年時代の私には考えもおよびませんでした。 時代は想像以上にハチャメチャで面白いことになっていますね。

とはいえ。マインドシーカーは「クリスマスに間に合います!」って言われても(笑)


年賀状を印刷するためのインク

いつもお世話になっているウェブデザイナーのワカワカウェブさんが年賀状のデザインをしてくれたのですが、印刷も手伝いに来てくれるらしいです。

モントルー忘年会の途中で力尽きた私のために、代わりに撮影をしてカメラを預かって帰ってくれていたので、それも持ってきてくれるという。

インクジェットのインク

何かと世話をかけていますねぇ(笑)

 


アジャスタブルサドルとピエゾ【B-25のピックアップ修理-2】

そうなってくると怪しいのはピエゾです。 サドルを外してみました。

このギターはアジャスタブルサドルなので、サドルが板バネで宙に浮いているんですね。 ピエゾピックアップは生きているのでこれが原因です。 今までたまたま振動を拾っていたのが、何かのきっかけで拾わなくなったのでしょう。

ブリッジサドル部

構造上板バネの上にピエゾを回すことができないので板バネの下側のRに沿わせるように下から発泡ウレタン素材で押しつけてみます。 もとのサドルの高さを測って厚みを決めました。

発泡素材を切り出す

このピックアップの設計思想上、高域はマイクが担当していて、ピエゾは低域を出せば良いと言うことになります。硬い素材でガッチリ固定した方が高域はでますが今回はこれで良さそうです。 バランサーをいじっていくととても良い音質にたどり着くことができました。

箱が小さいアコギなのですが、このピックアップ&マイクシステムは低音から高音までレンジが広くて透明感があります。 むしろサイズにゆとりがあって上品なギターを弾いているような気になってきますね。

エンドピンジャックが緩んでいたので調べたら、本体をもう少し箱の内側に引いてあげた方が外側から締めるロックナットの効きが良くなるようです。 一度中から引っ張り出して内側のロックナットの位置を調整します。

ロックナットを調整する

気になっていたブッシュ浮きの修正です。 隙間を低粘度の接着剤で埋めて固定しました。 ペグのギアが変にすり減らないようにとか、あたりを良くしてペグが硬くならないようにこういう修理をするのですが、弾いたお客さまの中には「ヘッドの振動が良くなった気がする」と仰る方がいますね。 ついでにしておいた方が良い修理ですね。

ブッシュを押し込み固定する

と言うわけで完成しました。

完成

後日お客さまからは「PAとの相性が抜群に良くなった」とお褒め頂きました。 ペグやサドルも手を加えたので箱に対する音の伝わり方も良くなったそうです。 たくさん弾いてあげて欲しいですね。

 


L.R.Baggsの音が出ていない【B-25のピックアップ修理-1】

ギブソンのアコギをお預かりしました。 L.R.BaggsのAnthem SLというピックアップ&マイク・システムが付いています。 でもアンプからの音量が小さくて様子がおかしいので見て欲しいということです。

B-25全景

サドルの下に入っているピエゾとマイクの音量を混ぜて音を作るモデルだそうです。

サドル部

ペグ・ブッシュが浮いているのが気になります。 あとで押し込んで固定しましょう。

ブッシュ部

これがコントロール部。 ダイヤルで音量をコントロールできます。 ミニドライバーでピエゾとマイクの音量バランスを変えることができるようです。 確かに片方に回しきったときに音が小さいです。

ボリューム部

マイクの中身はこんな感じになっているそうです。

マイクの構造

オーナーさまによると、マイクの円い部分を触ってしまったので、回転して断線させてしまった可能性があるということです。 そういうことでしたら一度外して調べる必要がありそうです。 どうやら3Mの両面テープで固定されているようですね。

両面テープで付いている

サウンドホールから中をのぞいてみます。 確かにブリッジの真裏くらいに張り付いていますね。

ミラーで確認

パーツを傷めないように粘着を弱めながらはがしました。 ロングノズルを買っておいて良かったですね。

シールをはがす

マイクが出てきました。 お客さまがご心配されていたような触ったら回転するような機構はなく、断線もしていません。

取り出したマイク

「あーあー」と言いながらギターをアンプにつないでみるとちゃんとアンプから声が出ますね。