今年も地蔵坂の梅が咲きました。
春が待ち遠しい今日この頃です。
15年くらい前に姉が会社のビンゴ大会で当てたVHSとDVDのプレーヤーです(笑) 東京に出てきたときに姉が送ってくれた記憶があります。
CDのプレーヤーとしてデジタルアンプにつながっていたのですが、最近読み込みが怪しくなってきました。
中を開けてみました。
こういうところにゴムベルトが使われていたら交換すると直りそうだと思ったのですが、全部ギアでうごいていますね。
接点を磨いてみたり、掃除だけしてみました。
あまり変わりません。 電源のコンデンサの経年変化で容量抜けとかしているのかもしれません。 もしそうだとすると寒い季節は特に厳しいのでしょう。
奥の基板に載っている一番大きい電解コンデンサだけ交換してみて、ダメだったら流石にあきらめましょうか(苦笑) ちなみにちゃんと放電して、テスターで確認してからでないと感電しますので、マネはしないで下さい。
年末年始に電源の強化改造に取り組んだこのヘッドホンアンプですが、バッテリースナップなどの取り付けや電源の配線が完成しました。
フタをしたところがこちら。
直流アンプなのですが、オペアンプの電源をレールスプリッターICできっちり上下同じ電圧にしてあるのもあってか、グラウンドと出力の直流電圧はほぼほぼゼロに仕上がりました。
トランジスタバッファの電源にコンデンサアレイを入れたせいか、低音再生にすごく余裕があって、特に打ち込み系ベースラインの低い周波数帯域の量感が明らかに持ち上がりました。 キックのアタック音の立ち上がりも良くなったように感じます。
オペアンプの電源電圧を18ボルトにしたので、高域も高い周波数に伸びた感じがします。 高域が歪みっぽくなくなって耳に痛くないせいか、音量を上げることができるので、結果的に低音の量感がさらに上がります。 中毒性のある音で気に入っていますが、自分の好みの領域を越えて、ちょっと行き過ぎたような気すらしてきました(笑)
ベース用に内蔵型プリアンプ(イコライザー)を製作することが多いので、ヘッドホンアンプもアンプの回路図にばかり興味が偏っていたのですが、パワーアンプは具体的にスピーカーを駆動する部分なので、電源回路の方が足を引っ張っていることが多いような気がしますね。
「アンプの音は電源の音」ってよく言いますけれど、今回はそれを実感できて良かったです。