全体の順反りは押さえ込めたように思います。 ジョイント部が特に起きているのでここを重点的に曲げていきます。 ネックをボディで言うところの背中側へ持っていきます。 ヒール付近の表側だけを温めておいてからアルミチャンネルにクランプします。
5日間くらいクランプをかけておきました。 なかなか良い感じになっているように思います。
最近は温めてから一晩と言わず数日おいてみるというのを試しています。 こまめに何度も温めて修正するより結果的には効果があるような気がしています。
出力保護の1kΩは途中から追加採用された経緯があるようです。 見た目は初期型を目指しているのでコッソリ裏側にチップ抵抗で入れてあります。 仮に出力がアースにショートしてもオペアンプが燃え尽きることはありません。
というより、シールドの線間容量で高域が事実上ショートになるので、オペアンプが容量性負荷発振しないように入れておいた方が良い抵抗です。470Ωとかもよく使われます。 エフェクターにもよく使われる072が容量性負荷で発振しやすいみたいです。
基板ができあがりました。 基板パターンの寸法だけでなく、カーボン抵抗、タンタル電解、セラミックコンデンサ、オペアンプ型番まで材質を全て初期型スティングレイのプリアンプ(2バンド)に合わせて作ってあるレプリカ基板です。
ケースの加工をしていきます。