中をあけてみる【AMPのアンプのポット交換-2】

中をあけてみました。 スピーカーを駆動しているパワートランジスタは下部の金属板を通じてケース下部に放熱されています。 大きめの黒い部品がそれです。

お客さんはファンを付けて欲しいと言っておられましたが、これならむしろ携帯用首掛け式扇風機をアンプの横に置いて、ケースの下へ矢印の向きに風を送るのが良さそうです。 充電式ならファンから逆に電源ノイズをまき散らすこともないですし。

放熱すべき場所

上段の銀色のポットはCカーブらしいです。 単連のCカーブポット1個で周波数を可変する回路なんて見たことがないので基板を追いかけて調べてみたいです。 ネット上に回路図はないのでしょうか。

ポットで基板を固定してある

基板に直接ハンダ付けするタイプのポットで基板がシャーシに固定されています。 まずはこれを全部外していきましょう。

ボリュームとゲイン、あとイコライザー関係のほとんどのポットがバリバリいいます。

ちなみに低電圧のプリアンプ部のボリューム交換だからエフェクター修理と同じなので特別にお受けしましたが、PSEマークの問題もありますしアンプの修理はお受けしていません。


ハイポジションのヒーター修正【レスポールのネック反り修正-3】

全体の順反りは押さえ込めたように思います。 ジョイント部が特に起きているのでここを重点的に曲げていきます。 ネックをボディで言うところの背中側へ持っていきます。 ヒール付近の表側だけを温めておいてからアルミチャンネルにクランプします。

ハイポジションのヒーター修正

5日間くらいクランプをかけておきました。 なかなか良い感じになっているように思います。

クランプを外してみたところ

最近は温めてから一晩と言わず数日おいてみるというのを試しています。 こまめに何度も温めて修正するより結果的には効果があるような気がしています。