しばらく間が開いてしまいました。 赤いフェルナンデスです。 弦を張るためにペグを取り付けていきます。
ですが、ひとつだけあまりにも穴がずれていて、元通り収めるのが難しいところがありました。
一度埋めます。
新しいネジ穴をあけたところがこちらです。 微々たるもののようにも見えるかもしれませんが、小さいネジなのでこれだけずれていたら結構な比率になります。取り付けたペグは明後日の方向を向いてしまいます。
ナットに溝を切って弦を張っていきます。
この状態で一晩おいてから厳密な溝の深さを攻めましょう。
お客さんのライブの写真を撮りにいくことが多いのですが、ドラマーさんが遠くて撮りにくいことが多いので安いテレコンバータを買ってみました。 本体とレンズの間に筒状のレンズがひとつ追加されます。
焦点距離が1.4倍の望遠になります。 その代わり少し光を取り込む力が弱くなります。
f2.8の標準域ズームだとf4まで暗くなります。 f1.8の単焦点85ミリはf2.5になるのかな? こっちの方が実用になりそうですね。 望遠になる分、手ぶれに気をつける必要があります。 その時だけシャッタースピードを上げて感度に頼るのかとか・・・悩ましいです。
ライブは暗くて、ストロボが使えなくて、被写体が動いて、自分は動けなくて、照明の明るさがドンドン変わるしホワイトバランスもドンドン変わる。
とにかく写真を撮るのが難しい現場です。 それゆえに機材を選ぶのも勝負のうち。 そこから面白いわけです。
通常のボリュームの使い方ではピックアップのホット信号が3番端子から入って2番端子から出て行きます。
ジャズベースに限っては2番端子から入って3番端子から出て行きます。
これについて今回は詳しくは書きませんが、ふたつあるボリュームのどちらかを絞っても反対側の音が出続けるようにするための工夫なのです。 レスポールはその逆で、セレクタースイッチがセンターの状態で、どちらかのボリュームを絞りきると両方のピックアップの音が出なくなってしまいます。
で、通常のボリュームを絞りきったところがこちら。 吹き出しで描いた雷マークはシールドから入ってくる外来ノイズです。 でもこのノイズはボリュームをゼロにしているときはアースとの間が0Ω(ショート)になっているのでノイズの音量もゼロになります。
ライブ中、曲間のMCでボリュームを絞っておけばアンプからのノイズはほぼ出ず、静かになります。
しかしポットの2番と3番を逆に使う配線の場合、ボリュームを絞っても外来ノイズ信号とアースの間には例えば250kΩのポットを使っていたら250kΩそのまま残ることになります。
ボリュームを絞ってもシールドに入ってきたノイズはアンプで増幅されて鳴り続けることになります。
実際のジャズベ配線ではトーンを含めて3個の250kΩポットが使われていますからアンプの1MΩを含めた4要素の並列合成値がノイズ信号を受け止める入力インピーダンスになると思われます。
回路図が読めない人もザックリと「ジャズベースはボリュームを絞ってもシールドケーブルに混入してくる外来電磁ノイズが消えない」とだけ覚えておいて下さい。
ジャズベースのボリュームを絞ってノイズを消したい場合は、良くある2ボリューム方式ではなく、バランサーポットとマスターボリュームにして、マスターの方を通常のボリュームポットの使い方にしておけばマスターを絞ることでノイズを消すことができます。 ただし、並列合成される要素が増えるので少し音が変わる(柔らかくなる方向に)ことが考えられます。
私の古巣のラムトリックカンパニーでsonicブランドから販売している「フルアップボリューム」の場合も考えてみました。 フルアップボリュームも絞るとノーマルポットと同じなので、ボリュームを絞ったときのジャズベース配線の外来ノイズレベルはノーマルポットと同じレベルであると思われます。