フレットサイドと指板の間に隙間ができているところがあって手触りが悪いです。
なのでその隙間を接着剤で埋めようと思います。
余分な接着剤を取り除いているところ。
フレットのすり合わせをしました。 すり合わせをするとフレットの頂点が平らになります。 それを再び丸めるのがフレットクラウンファイルです。
ここで1ミリ弱だけ頂点を残すようにリペア学校では教えられますが、私の場合は一度完全に丸めます。 このあともう位置を600番の紙やすりをはった擦り板で頂点を出し直せば良いからです。
この方法を使えば240番ですり合わせした頂点を400番600番と細かく研がずに、400番を飛ばすことができます。
おそらくこの方法が一番効率的なのですが盲点になっています。 私の師匠が書いた本が日本のギターリペアの水準線になっていますが、みんながその本を参考にするので気がつかないことがあるのです。