以前にも預かったことのある楽器です。
ピックアップを交換することになっています。 配線がいじられていますね。 ハンダ付けがすごいことになっています。 ここも直したいですが持ち主に相談です。
ボディのジョイント部が割れたのを以前ラムトリックカンパニー時代に私が応急処置したのですが、今回はしっかりネックの形の合わせて欲しいということです。
なぜかピックガードが国産ダイワマーク製に変わっています。 ジョイントに合っていません。 ここもどうにかしないといけませんね。
ネックをオイルフィニッシュにします。 レリック風にすることで全体になじませます。 塗装を剥がすにあたっておおよその線を引きました。
塗装を剥がしていきましょう。
このネックは丸いグリップで、太く感じます。 握りを変えて欲しいということなので改造します。
厚みを変えることはできないのですが(トラスロッドが裏側から出てきたらネックとして終わるので)、両サイドの角を丸めて、四角に近い断面を三角に近づける方向で細くしました。
スクレーパーややすりを使って形状を整えていきます。
400番まで磨いたので、着色とオイルフィニッシュの準備です。
まずは1回目。 オイルフィニッシュは良く拭き取りながら2日に分けて2回塗り込みます。
バインディングが白くなってしまっているので、後から色を塗ります。