フレット周りに進みます。 フレットの端を丸めます。
バインディングのエッジを丸めます。
トラスロッドナットにグリスをさしておきます。
ペグ穴の塗装を掃除します 先に面取りしておきます。
穴の中の塗装も少し掃除しました。
ブッシュを押し込んで固定します。
取り付けるピックガードです。
そのままのせるとこんな感じですが
エッジを尖らせると
こんな感じになります。
いい感じですね。
ネジ穴を埋めたところを掃除して穴をあけ直します。
ピックアップの配線は完了しました。
4弦の中間フレットあたりで異音がすると言われたのですが、押さえているフレットとナットの間が共鳴する現象のようです。 これは楽器の構造上どうしようもないですね。
4弦の8フレットや6フレットを弾いたときに2倍音がヘッド側に乗ったり、4弦7フレットを押さえながら1弦7フレットを弾くと1弦の基音が4弦のヘッド側に乗ったり、3弦9フレットを押さえながら1弦8フレットを弾くと1弦の基音が3弦のヘッド側に乗ったりします。
鳴らないところまでロッドを緩めるとすごい弦高になります。
ある程度のところで調整して、ネックが安定したら一度弾いてもらいましょう。
完全に出ないようにしようとすると、ナットを交換してものすごく高い溝にする必要があります。 普通はあり得ませんが、リッケンの場合はあるのかもしれませんね。
溝に入りきらない太い弦が張られた状態でお預かりしたので、その時は弦がフレットから離れていて共鳴音が出ていなかったのです。
そのセッティングで弾くというのであればナット交換した方が良いですが、1フレットの音程がシャープするのはさけられないでしょう。 この辺りが弦楽器の難しいところですね。