キャビティを加工【SABRE Ⅱの組み直し-17】

少し手直ししました。 ピックアップのコイルとつながっているハンダ付けピンの周辺を掘りました。 ここは導電塗料無しにします。

キャビティを加工した

リア側は当たる心配がないので絶縁シートを貼って保護しておきます。

ネックポケットにある金属は、ネックの仕込み角度を調整するためのものです。 弦高をもう少し下げることもできるように、このピンをもうほんの少しだけ飛び出させてみようかと思います。


部品交換と絶縁について【SansAMP GT2のメンテナンス-2】

さっそく抵抗を取り替えてみました。 安心の1Wです(笑) おそらく後付けの改造部品なので電線でも良さそうですが、高音のノイズが気になることがあると言うことなので、付けておきましょう。

抵抗を取り付けた

消費電流を調べてみたのですが、たいした電流が流れていません。

15mAほどしか流れていない

100mAとか流れているなら1/4Wの抵抗が燃えるのは分かるのですが、そういうことではなさそうです。

それで気が付いたのですが、これって↓おそらく抵抗器の足が基板側で裏蓋にショートした事故ではないでしょうか? なんの絶縁もなくここにフワッと空中配線するとそういうことになりそうです。

抵抗が付いている

今回は抵抗の足も絶縁してありますが、さらに安心してお使いいただける用に絶縁用の樹脂シートを入れておきます。

裏蓋の絶縁

フタを締めて確認して・・・

問題なさそうなので完成

音出しして問題なさそうならこれで完成で良いのではないでしょうか。 アナログテスタの実測で5~6mAですね。 TECH21のサイトにあるオーナーズマニュアルにPower Consumption 4mAとあるのでまあこんなものでしょう。


シールドケーブルに熱収縮チューブを取り付ける

シールドケーブルのプラグ付近に熱収縮チューブをかけて補強して欲しいというご依頼です。 ご自分でもチャレンジされたそうで、好みの長さに切ったスミチューブまで持ちこんでいただきました。

シールドケーブル

ケーブルに方向性があるかもしれないので、ケーブルに印刷された文字にスミチューブの文字も合わせて取り付けましょう。 その方が間違えにくくて良いですよね。

熱収縮チューブの向きを合わせる

直径が太いので、しわができやすくて難しいとのことでした。 確かになれていないときれいに仕上げにくいかも知れません。

熱収縮チューブを取り付けた

これで完成で良さそうです。


抵抗を買いに行く【SansAMP GT2のメンテナンス-1】

SansAMPのGT2をお預かりしました。 中古で買ったそうなのですが、中の抵抗が焦げていて心配だから交換して欲しいということです。

サンズアンプGT2

黄色い丸で描いたコレですね。 おそらく後から追加した改造部品ではないでしょうか?

一応測ったら33Ωと出ました。 電源の+9ボルトから基板へ直列に入っています。

抵抗が付いている

ネットでモデファイしている記事を見つけたのですが、ここに39Ω入れてありました。 これがやりたかったのではないでしょうか? デカップリングコンデンサ220μFと一次CRローパスフィルタを形成して、アダプター経由のノイズを低減しようとしたものだと思います。

多分これ

午後は西日暮里に行く用事がありました。

西日暮里

就職が決まった友だちのお祝いです。 寒くなるまえにお食事回をしました。

西日暮里

西日暮里に行く前に秋葉原によってタクマンの音響用抵抗を買ってきました。

抵抗を買ってきた

電源ラインなので余裕をもって1Wのものにしました(多分1/4Wでも問題ないのだと思うのですが何があるか分からないのでそうしました)。


絶縁シートを作って貼ってみた【SABRE Ⅱの組み直し-16】

ピックアップの裏側に飛び出たハンダ付け端子が導電塗料に接触する問題があるので絶縁用に樹脂シートを貼ってみました。

貼ってみた

やっぱりなにか心もとないというか。 4カ所掘って導電塗料を塗っていないところを作っておいた方が安心かも知れませんね。