全体をチェック【グレコのバイオリンベースの改造-1】

グレコ製のバイオリンベースです。 いろいろ部品交換しながら組み立てていきます。

グレコのバイオリンベース

革職人さんに作ってもらったという革製パーツがいろいろ付きます。

革のロッドカバー

エンドピンジャックにしたいとのことなので、ここはフタです。

革のジャック穴カバー

コントロールパネルは同じサイズのプラスティックを共締めにすることになりそうです。 スタックボリューム&マスタートーンになります。

革のコントロールパネル

ペグはゴールドにしたいということで持ち込んで頂いたのですが

ペグを交換する

ヘッドに対して左側4連になっています。 分解すると組み直せるタイプでしょうか? 一度よく見てみましょう。

ヘッド左側4連

ブリッジですが、4弦のコマとその横にあるべき飾りが抜け落ちています。 フレットを打つ要領で修理しましょう。 弦長は770mmくらいのスケールみたいですね。

ブリッジ部

元から付いていたテールピースはニッケルです。

元のテールピース

ゴールドの物をもちこんでいただきましたが、明らかにブリッジと干渉します。

ブリッジに干渉する

エンド部分の部品を逆向きに付けて、外に折れ曲がっている部分を切り取ってしまったりすればもしかしたら付くかも知れませんね。 壊すこと覚悟でならやってもいいかもしれません。

こっち向きに付ける?

ピックアップはオリジナルのまま使います。 ここがクロームメッキですよね。

ピックアップ部分

カバーだけメッキ屋さんに出せないかとも考えたのですが、カバーが接着剤で付いているので剥がせないかも知れません。

カバーが接着されている

ストラップピンはこれが付く予定です。 1本ネジがありませんが、エンドピンジャックにしたいというご希望もあるので、エンドピンジャックが付くのであればこれで問題ないはずです。

ストラップピン

エンドブロックは25mmくらいあります。 ボディのサイド材が5mmくらいとして30mm厚。

エンドブロック

普通にやったら付きませんね。 内側から掘ることも困難そうですし。 ジャックプレートを付けることができればそこに付ければ良いわけですが、そこにテールピースが付きますよね。

金属を削ったり曲げたり穴をあけたりする改造になるのかもしれません。