グレコ製のバイオリンベースです。 いろいろ部品交換しながら組み立てていきます。
革職人さんに作ってもらったという革製パーツがいろいろ付きます。
エンドピンジャックにしたいとのことなので、ここはフタです。
コントロールパネルは同じサイズのプラスティックを共締めにすることになりそうです。 スタックボリューム&マスタートーンになります。
ペグはゴールドにしたいということで持ち込んで頂いたのですが
ヘッドに対して左側4連になっています。 分解すると組み直せるタイプでしょうか? 一度よく見てみましょう。
ブリッジですが、4弦のコマとその横にあるべき飾りが抜け落ちています。 フレットを打つ要領で修理しましょう。 弦長は770mmくらいのスケールみたいですね。
元から付いていたテールピースはニッケルです。
ゴールドの物をもちこんでいただきましたが、明らかにブリッジと干渉します。
エンド部分の部品を逆向きに付けて、外に折れ曲がっている部分を切り取ってしまったりすればもしかしたら付くかも知れませんね。 壊すこと覚悟でならやってもいいかもしれません。
ピックアップはオリジナルのまま使います。 ここがクロームメッキですよね。
カバーだけメッキ屋さんに出せないかとも考えたのですが、カバーが接着剤で付いているので剥がせないかも知れません。
ストラップピンはこれが付く予定です。 1本ネジがありませんが、エンドピンジャックにしたいというご希望もあるので、エンドピンジャックが付くのであればこれで問題ないはずです。
エンドブロックは25mmくらいあります。 ボディのサイド材が5mmくらいとして30mm厚。
普通にやったら付きませんね。 内側から掘ることも困難そうですし。 ジャックプレートを付けることができればそこに付ければ良いわけですが、そこにテールピースが付きますよね。
金属を削ったり曲げたり穴をあけたりする改造になるのかもしれません。