ギターを分解する【Tokaiのレスポールタイプをオーバーホールする-5】

配線を分解しました。

分解した

フレットを抜いていきます。

フレットを抜く

フレット溝を修正しました。

溝を修正した

指板を研磨します。 ブロックポジションマークを固定している接着材がはみ出ていたのもここで平らにできました。

指板を仕上げる

微妙に1弦側と6弦側で違っていたのでそろえることができました。

 


アース周りの配線【グレコTB-400の修理-22】

ブリッジを交換するのでネジ穴を埋めました。

ブリッジのネジ穴を埋めた

ピックアップです。 導電塗料のアースをブラスプレートから取りたいのですが、かなり錆びています。

ピックアップ

サンドペーパーできれいにしてみましょう。

プレートを外した

クッションの粘着テープが頑固に付いています。 最近気が付いたのですが、ブレーキクリーナーを吹き込んだジップロックに入れて放置するとぬるっと簡単に取れます。

両面テープの外し方

適当に磨けば良かったのですが、なんとなく#600くらいまで仕上げました。

きれいに磨いた

これでアース周りの配線が終わりました。

アース周りの配線


ローポジションの順反り【MoonのフレットレスJBの修理-3】

ハイポジションにはしっかりヒーターが効いていますが、少々バランスが悪い気がします。 トラスロッドを締めていくと、先にハイポジションが逆反ってきてしまって、少し順反りがローポジションに残ります。

極端に描くとこうなっています。

ローポジションに順反りが残っているローポジションに順反りが残っている

このベースにアコースティック感を求めるならこのままでも良い気がしますが、他にアコベも持っていらっしゃるベーシストなので、こちらはローポジションの方も真っ直ぐにして、もう少しカラッとした倍音構成を弦から出しても良いかもしれません。


これで良さそう【フェンダージャパンサーフグリーンPBの修理-3】

厳密に言うと1弦側の方が順反りが多いですが、微々たる物なので弾いていて気になることはないでしょう。

ハイポジションはしっかり目にヒーターが効いていてまだ逆反っていますが、今後のことを考えたらこのまま完成にしてしまって良いと思います。

左右が少し違う