ヒーター修正中【Road Wornのジャズベースのネックをオーバーホールする-7】

ヒーターから外してみました。

弦を外してトラスロッドを緩めた状態で12~14フレット辺りに逆反りを作ることができました。 弦を張ってロッドを締めたときに順反る部分に逆反りがあるので良い感じです。

ヒーター修正中

あとはこの状態でキープされるのか戻るのかを確認しましょう。

1弦と4弦の反りの差があって4弦側がわずかにですが逆反っています。4弦側の7~9辺りを気持ち多めに削れば意図の通りになると思います。


ペグ取り付け修正と全体調整【レスポールタイプのリフレットと配線-12】

3~5弦のペグを付け直しました。 緩めるときにカタンカタンいっていた3弦を含めて全てのペグがスムーズに動くようになりました。

ペグを3個付け直した

全体を調整します。 フロントとリアで同じピックアップが付いているので音量のバランスを取ると高さ調整がやや極端になります。

5300ターンとアルニコ4マグネットの組み合わせらしいです。 なるほどビンテージ系よりはファットですが、パワー系のハムバッカーとも違うゾーンですね。

全体を調整する

これで頼まれていた作業が全て終わりました。


ペグの不調を調べる【レスポールタイプのリフレットと配線-11】

チューニングがやりにくいところが気になります。 4、5弦はちょっとペグの動きが固い感じ。 3弦は緩めるときにカタン!となります。

緩めるときに引っかかる

裏側が開いているのでぶつけたのかも知れません。 

裏側が開いている

閉じてみました。

閉じても直らない

ヘッドに戻してみたのですが直りません。 2弦のペグと交換すると3弦の穴に取り付けた2弦のペグの調子が悪くなります。 取りつけ位置が原因ですね。

と言うことで、ネジの位置を直してしまうことにしました。 多分それで全てのペグの調子が良くなるのではないかと思います。

ペグを付け直す

あとはこのペグを取り付け直したら完成です。


リアルセルロイドピックガードのエッジを尖らせてレリック加工した

リアルセルロイドピックガードです。 エッジを尖らせていきます。

リアルセルロイドピックガード

エッジを削りました。 このあと#320までサンドペーパーで整えました。 レリック加工するのでピカピカにはしていません。

エッジを削って尖らせた

傷を付けたり汚したりしていきます。

汚す

お好みに合わせて激しめにレリック加工しました。

レリック加工した

できました。 これで乾かしましょう。

レリック加工した