ポケットの形を合わせました。
アッセンブリーを移しましょう。
ナットは外れているわけではなさそうです。
トラスロッドナットを外してグリスを注しておきます。
コントロールノブの向きが気になります。 いつもは文字と弦を並行にしているのですが、もしこの向きがお好みでしたら、ピックガードを交換したあともこの向きに取り付けましょう。
コントロールはこうなっています。 フロントピックアップのホットと、リアピックアップのホットが250kΩのポットでつながっています。 これによってふたつのピックアップのホットをショートさせて並列ミックスサウンドを出しているようです。 シンプルな配線で、サウンドのバリエーションが増えて良いかもしれませんね。
お預かりした新しいピックガードをのせてみました。 できるだけ反って欲しくないので、元のものより少し厚みがあるもを選んだそうです。
まずはもとのネジ穴を埋めてしまいましょう。
ジャガーのピックアップです。 断線しています。
分解します。
ハトメ部分を温めると導通が回復することがあるので試してみます。
アンプにつなぐとノイズがでます。 金属製の工具でポールピースを叩くと高域だけがカンカンと鳴ります。 と言うことは、コイルの両端ではなく途中で断線しているということになります。
コイルの途中で断線すると、線間容量でコイル線同士が交流的につながっているので高域だけが漏れ出てくることになります。
巻き終わりがホットになっていることが分かります。
コイルをカットしました。 ボビンに付いたワックスについてはエンボスヒーターで溶かして取り除きました。 ラッカーを溶剤で掃除します。
コイルを巻く側からハトメを打ってあるのですが、新しいコイルを巻くときに引っかかりそうなので一度取り除きます。
ハトメを裏側から打ち直します。
きれいに打てました。
リアピックアップは7.3kΩ位ありました。 フロントは9000ターン巻いて、6.9kΩくらいにしました。
ワックスポッティングしました。
コイルを巻いたらボビンの上側が反りました。 これはどうこうしようがないですね。
カバーやヨークを取り付けていきましょう。