チェック【Vanzandtのナット交換-1】

ヴァンザントです。

ヴァンザントのテレタイプ

ナットが減ってきたせいで1フレットと弦が接触しやすくなって、開放弦のサスティーンが悪くなってきたらしく、交換することにします。

ナット部

弦溝はズレてはいないのですが、ナットそのものの接着が1弦方向にズレているのがずっと気になっていたので、交換を機に左右均等にしましょう。

ズレている

フレットはそんなに減っていません。

フレットは減っていない

フレットの頂点がそろっているか確認してからナットを交換します。


ワックスポッティングした【P-90タイプのピックアップを製作する-8】

ハウリングしないようにコイルをワックスに漬け込みました。

ワックスポッティング

抵抗値やインダクタンスは目標に近い値になりました。

計測

このあとバンプ好きなお客さんと6時間くらいP-90についてあれこれ試したのですが、トーカイのスペシャルはフロントをあえてそのままにして、リアだけヒスコレに近い値のものに交換するとCDに近い音になることが分かりました。 

トーカイに載っているピックアップは控えめなターン数のコイルで倍音多めなバランスにしていて、それを強いマグネットで音量補正したような作りになっています。

リアを交換して太めにすると「ブリン」が出てきて、フロントの「ザリン」とミックスしたときの音からクランチを作ると良いようです。 ただこれをすると、フロント単体とリア単体では音のニュアンスが遠くなって切り替えて使う人には違和感がある可能性もあります。