ヴァンザントです。
ナットが減ってきたせいで1フレットと弦が接触しやすくなって、開放弦のサスティーンが悪くなってきたらしく、交換することにします。
弦溝はズレてはいないのですが、ナットそのものの接着が1弦方向にズレているのがずっと気になっていたので、交換を機に左右均等にしましょう。
フレットはそんなに減っていません。
フレットの頂点がそろっているか確認してからナットを交換します。
ハウリングしないようにコイルをワックスに漬け込みました。
抵抗値やインダクタンスは目標に近い値になりました。
このあとバンプ好きなお客さんと6時間くらいP-90についてあれこれ試したのですが、トーカイのスペシャルはフロントをあえてそのままにして、リアだけヒスコレに近い値のものに交換するとCDに近い音になることが分かりました。
トーカイに載っているピックアップは控えめなターン数のコイルで倍音多めなバランスにしていて、それを強いマグネットで音量補正したような作りになっています。
リアを交換して太めにすると「ブリン」が出てきて、フロントの「ザリン」とミックスしたときの音からクランチを作ると良いようです。 ただこれをすると、フロント単体とリア単体では音のニュアンスが遠くなって切り替えて使う人には違和感がある可能性もあります。