フレットのカット【アリアプロTA-80のネックオーバーホール-4】

フレットをカットします。 ステンレスなのでものすごく固いです。

フレットをカットした

バインディング付きのネックなので、タングをカットします。 手がしびれるくらい硬く、工具がちょっと痛む感じがします。

タングニッパーでタングをカットした

カットし切れていないタングをヤスリで削ります。 このひと手間で、ネックを横から見たときの仕上がりが良くなります。

削った

フレットを圧入する前に指板のRにピッタリになるように曲げておきます。

フレットを曲げる


赤羽でベーシスト新年会

赤羽でベーシスト3人による新年会が開かれました。 

赤羽でベーシスト新年会

ついでに、メンテが完了したビリーシーンWifeレプリカを納品してきました。

赤羽でベーシスト新年会

電源についての熱い情報交換会になりました。 皆さん良い一年にしましょう。


ナットの弦溝を追加加工【Wifeレプリカのフレットすり合わせ-4】

このベースのオーナー様はビリーシーン研究家でらっしゃって、弦の張り方まで写真などから研究しているそうです。

ナット上で弦の角度をほとんど付けないセッティングにあえてしているそうで、今の弦溝の角度ですと強くピッキングすると3弦の振動がヘッド側へ逃げてしまっています(おそらく実際の演奏ではそんなに強く弾かないので、現場では問題にはなっていないのですが・・・。)

溝を追加加工

フレットすり合わせした結果、ナット溝とフレットの頂点の間に少し余裕ができましたから、弦溝を今までよりややフラット目に削り直しておきました。 かなりましになったと思います。


ベアリングが届いた

トリマー用として使いたいベアリングが届きました。

ベアリングが届いた

ベアリングとトリマービットの外径の差で、実際に欲しい凹みより2mm大きいアクリル板テンプレートを作りたいです。

埋木するときに、埋木を型取りして凸凹を変換して、さらに2mm大きく作れれば埋木がピッタリはまる凹みをストレートビット掘れたりしないかと期待しています。