ペグの清掃【00-15 Mのフレット交換-10】

弦溝の深さを仕上げました。 表面もピカピカに磨きました。

ナットの仕上げ

ペグの動きが渋いので外してみます。 ブッシュの内側と、ペグポストを磨きます。

ペグを外した

ウォームギアの両側にある軸受け部分にトルク調整剤を塗ってみたら動きが良くなりました。ウォームホイールとの接触面よりこっちが引っかかっていることが多いことが最近分かってきました。

軸にトルク調整剤を塗ってみた

弦を新しい物に交換しました。 これでネックが動かなければお返ししましょう。

完成


フレットのすり合わせ【00-15 Mのフレット交換-9】

ナットに弦溝を作っていきます。

弦溝を作る

弦を張ってみます。 トラスロッドを回して反り具合を微調整します。

ロッド調整

フレットのすり合わせを完成させます。 弦を張ったまま、演奏時と同じ角度に構えて部分的に研磨することで精度を上げます。

すり合わせ

フレットを磨きました。

フレットを仕上げる

フレット交換でサドルの高さが相対的に下がった分、薄板でかさ上げしておくことになっています。

薄板を貼る

形を整えました。

形を整える


弦アースの取り付け【00-15 Mのフレット交換-8】

Sonic OB-04を粗加工します。

ナットの粗加工

接着しました。

ナットの取り付け

エンドピンジャックが引っかかっています。 テーパーリーマーで加工したのでしょうか、奥の方が狭い気がします。

引っかかっている

12Φで奥の方まで拡げておきましょう。

12Φでさらう

弦アースをつなぐために厚めの銅箔テープを用意します。 アース線がハンダ付け部分から折れないように皮膜をUVレジンで固定してあります。

配線の固定

ボールエンドに当たりそうな部分に貼り付けます。 アース線は左側から出ています。 右側の黒い線はピエゾピックアップです↓

銅箔テープを貼った

アース線はエンドピンジャックのアース電位につないであります。

アース電位につなぐ

エリクサー弦を張るので、プレーン弦だけしか人体につながらないのですが、それでもノイズ低減の効果は結構あります。

弦が集めているノイズがピエゾに侵入しにくくなるというか、弦がシールドになるという感じです。 もちろん手でプレーン弦を触るとより一層ノイズが静かになります。


弦を張ってチェック【96年製ゴールドトップのリフレット-10】

弦を張ってチェックしました。

ネックのチェック

このあともう一回ヒーター修正しました。

19フレット辺りが落ちくぼんでいるのは、ネックが反っていると言うよりは指板が削られてえぐれているようなので、最終フレット付近まで削ってつなぐしかないようです。