ペグのグリスアップ【スペシャル(20240921お預かり-1)の部品交換-2】

導電塗料をアース電位につないでいきましょう。

アースをつなぐ

外していたパーツを戻していきましょう。 後はここにSonicのOC-223が2個付きます。

配線を戻す

保護シートをカットします。

シートをカット

スイッチの取りつけがもし緩んでもアルミシートと接触しないようにしておきます。

シートで絶縁しておく

ペグの分解清掃をしておきます。 チューニングが安定するからやっておいて欲しいとのことです。 これ効果があるようですね。

分解清掃

ブッシュ浮きを修正しておきます。 ただヘッドの先端に向かって薄くなるタイプなので、そのせいでブッシュの片側が浮いている場合、仕方がないとも言えます。

ブッシュの固定

ブッシュの中は金属の粉が出て黒くなっていたりするので、清掃、研磨、トルク調整剤塗布、とやっておくとチューニングしやすくなることがあります。

分解清掃

もちろん取り付け位置がおかしい場合はそっちを直す必要があります。 3連のペグの場合、どこかひとつブッシュとの当たり具合が固くなることがあります。 スペシャルにはそういう意味ではこういう方法も有効かと思います。


チェック【Epiphoneにハムバッカーを載せる-1】

Epiphoneのギターです。 P-90を外してハムバッカーを登載することになっています。

Epiphone

配線が短いのでつなぐ必要がありそうです。 エスカッションを取り付けるために板を張り足したり、ピックアップが通るように穴を少し拡げたりする必要がありそうです。

ハムバッカーに交換する

マスターボリュームは取り外します。

マスターボリュームは取り外す

ナイロンワッシャーではなくてファイバー紙のワッシャーがスプリングの下に入っています。 無くさないようにしましょう。

ファイバー紙のワッシャーが入っている

あまりアーチが丸くないので下がフラットなエスカッションを載せる方向で考えていきましょう。


ツバ出し指板のカット【SELDER ベースの改造-5】

19フレットがツバ出し指板になっています。 このベースではスラップをすることが予定されているようでツバ出し部分をカットして欲しいということです。

19フレット

ツバ出しの根元をマークしておいて・・・

位置決め

カットします。

糸のこでカット

トリマーのベアリングビットで形を合わせます。

トリマー加工

溝が残ったので薄板で埋めます。 後から気が付いたのですが、先に埋めてからトリマーした方が破片が飛びにくくて良かったですね。

埋める

仕上げたところがこちら。

仕上げた

ボディの裏側にアクティブ回路を入れるキャビティを掘ります。 表側のキャビティの位置を写しとってチェックしましょう。

キャビティを写しとる

結構ギリギリな位置にきますね。 テンプレートは2mm誤差治具なのでもうひとまわり小さい掘り込みになります。

結構ギリギリ

もっとガッツリ掘っても良いのことで、別に表キャビティとつながってしまっても問題ないのですが、ただでさえ軽いボディがたくさん肉抜きされているので、強度的にも重量バランス的にも残したいところ。 このキャビティの形にしましょう。