nuroを刷毛塗りするまえにミッチャクロンを塗っておきます。
こっちは下地を塗ったあとに染めQのブラックを吹きました。
今になって気が付いたのですが、エミッタ接地回路って入力と出力が逆位相になりますよね。
ということはトランジスタ1石ブースターを外すとピエゾの出力が今と逆位相になります。
マグネティックピックアップと同じ位相にするために、結局これが必要になる可能性があります。
もしかしたら もともとメーカーが載せたプリアンプが気に入らなくてModel Bを自力で登載して、ミックス時に位相が合わなくなってしまったために、エミッタ接地回路を追加したということかもしれません。
・・・だとしてもFETを使ってソース接地回路にすれば入力インピーダンスの点で良かったような気もしますが。 (あと出力のカップリングコンデンサがなくてボリュームが直流電位にまで影響してしまっていたり、電源のデカップリングコンデンサを付けようとしてコレクタ抵抗の内側につけてしまっているような気もします)
こういったことも念頭に置いてチェックしていきましょう。
ピックガード、ポケット、ネックなどのセンターを見比べました。
そこで気になったのですが、このピックアップってやっぱり特殊なのではないでしょうか。
ポールピースのように見えているこの黒い窓ごとに磁界が強いわけではなくて、例えば4弦側から磁性体を近づけると3弦との間に吸い付きます。
1弦側もこのあたりで止まります。
世の中には「磁界観察シート」なるものがあるので明日届くように注文しました。
このベースはピックアップのセンターに対して左右対称に弦が来るようにネックやブリッジを付けると、1弦と4弦の音が小さくなるピックアップが付いている可能性があります。 つまり、意図的に1弦の音量を犠牲にして組み込んでいる疑惑があります。
もしかして古い機種は弦ピッチが狭いブリッジが付いていたとかでしょうか? 以前お預かりした日本販売仕様の方のピックアップはどうなっていたのでしょう? 謎が深まってきました。
磁界観察シートが届いたら見てみましょう。