ヒーター修正を始めます。
ややハイポジションよりに力を強めにかけます。
ベースをお預かりしました。
ガードの下に入っているアルミシールドは今回は取り付けないことになりました。
ピックアップカバーに親指を載せるときに心もとないとのことなので、ポールピース以外のところにスペーサーを入れることで、カバーを1~1.5mmくらい持ち上げたいです。
ブリッジカバーが1弦側によっています。 複数のネジ穴があいているそうなので埋めてあけ直します。
フィンガーレストのネジ穴もずれると思うので埋めましょう。
ネジ穴が緩くなっていて、ネジを回しても出てこないところがいくつもあります。 全部埋めておきます。
ロッドナットがめり込んでいますが、軽い力で180°まわしたところでネックは真っ直ぐになります。 むしろ逆反り領域までいけるみたいなので見た目ほどはコンディションは悪くないようです。
ピックガードは問題なく付きそうです。
関係するネジ穴を全て埋めました。
momoseのジャズマスタータイプです。 あちこちから共鳴音がします。 ブリッジからトレモロまでの弦が共鳴するのは良くあることですが、スポンジを詰め込んでみてもほかから共鳴音やビリ付きが聞こえます。
3弦の開放がビリビリいいます。 どうもブリッジそのものの共鳴で弦が暴れているようです。 ブリッジの下にスポンジを入れたらピタッと止まりました。 これをきれいに作り直しましょう。
これ↓もあるあるなのですが、トグルスイッチがセンターポジションでビリつきます。 この音が一番気になっていたそうです。
ジャンクのCTSポットの中から粘度の高いグリスをすくい取ってスイッチの軸付近に塗りつけてみました。
スイッチから出ていたカラカラと何かが回っているような音は止まりました。
バズストップバーを取り付けて、その下にスポンジを隠せば見た目を悪くせずに共鳴を止めることができそうです。