レスポールジュニアにモントルー製バダスを取り付ける

赤いJr.をお預かりしました。 年末大掃除のためにすでにバーブリッジを取り外した状態で持ち込まれました。 外す前にスタッドの底面からボディトップ面までの隙間を写真で撮ってもらったりしてあったので、この状態からでも問題なさそうです。

赤いレスポールジュニア

今回はブリッジを斜めに付けたいというご要望にお応えして、あえてこんな角度にします。

今回は斜めに付ける

弦が通る位置を決めていきましょう。 フレットの端が斜めに落ちているので、あまりギリギリまで外へ拡げないようにしました。

弦溝の位置

サドルに弦の溝を切りました。

弦溝を切った

弦を張って弦高調整とオクターブ調整をします。 あらかじめ12フレットの位置などからブリッジの取り付け位置やサドルの位置を予測して付けたので、ほとんど弦高調整だけですみました。

弦を張って調整

できあがったところがこちら。

できあがり

みためもカッコいいですね。 ものすごく丁寧に「乱暴そうな見た目の取り付け」をするという面白い作業でした。


J-45の弦高調整

6弦の溝が少し高いとのことで少し削りました。

6弦の弦溝を少し削る

4~6弦の弦高をサドルで下げます。 1~3弦は1.5ミリから1.7ミリくらいなのですが、4~6弦が高くなるようにセッティングされていて2.5ミリまで上がります。

アコースティックとしてはこれで低音感も倍音感もあってバランスが良いのですが、エレアコとして使うこと前提であれば、低音弦側ももう少し低くするほうが使いやすいということかもしれませんね。

通常こういう時はサドルの下を削るのがセオリーかと思うのですが、今回それをすると3弦が下がってしまいそうなので、上面を削ることにしました。

まず弦溝をサドルに入れて弦高を決めます。

4・5・6弦の弦高を下げる

削ったところがこちら。 (関係ないですけれど牛骨に「す」がありますね。音には支障ないというか、むしろ良い音のするギターなので今回は埋めるような作業はしません)

削った部分

それを頼りに研磨し直して丸く仕上げました。

サドルを丸める

コンパウンドで磨いて仕上げました。

丸く研磨する

低音弦側にもジャリッと感が出ました。 一度これで使ってみてもらいましょう。

ストラップピンも付けた

ストラップピンも付けました。


シールド屋さんの年の瀬

シールドを4本作ります。 4.5mのLーストレートが2本と、1メートルのL-ストレートも2本。

4.5mの方はプラグがノイトリックで、1mの方はスイッチクラフトです。 線材はどちらもベルデン#8412。 中の2芯を両方ホットにして、網線をコールド&アース共通にします。

2芯をホットとコールドに分けて、網線を片側アースにしてシールド専用にするというのが一般的かと思いますが、上記の方法が音が良いというミュージシャンも多くいます。

さて、1mの物差しを持ってきたのですが、机がピッタリ1mであることに気が付きました(笑)

シールドケーブルを作る準備

先にもろもろの部材をケーブルに通します。 これを忘れるとやり直しになりますね。

先にいろいろ通しておく

皮膜をむくと網線が出てきます。

線をむく

違う線の写真に変わってしまっていますが、こんな感じにほぐします。

網線をほどく

で、網線をまとめてハンダ付け。 今回は白黒は同じところにつなぎます。

線をまとめる

できあがったのはこんな感じ。

できあがり

市販になかなかないコンマ何メートルきざみとか、偶数メートルのケーブルなど、御相談下さい。


改造方針を打ち合わせ【 白いSQUIERの改造-1】

世にも珍しい柾目ネックのスクワイヤーをお預かりしました。 超絶にハイファイな楽器にカスタムしようという企画です。 すでにブリッジやピックアップが交換されているようです。

 SQUIER(スクワイア/スクワイヤー)のベース

ジラウドのオンボードタイプのプリアンプをアウトボード化したものを、オンボード化しようという、なにを言っているのか分からないことをします(笑)

ジラウドのプリアンプ

バッテリーの取り付け方や、半固定抵抗のセッティングなど、時間をかけて御相談しました。