ピックアップ取り付け作業完了【k.yairiのピックアップ取り付け-3】

弦が届いたので張ってみました。 少し小さめのボディから出るミドル感がマイクからも再現されています。 Anthemはどんなアコギでも上品なワイドレンジにしてしまいそうな感じでしたがこちらは個性を大切にしてくれるのかもしれません。

完成

さっそく弾いて見てもらいましょう。


各部のチェック【69PBのフレット交換-1】

1969年製のPBをお預かりしました。 ハイポジションの順反りがかなりひどく音が詰まってしまいます。

69PB

写真では分かりにくいですが肉眼ではパッと見てわかるハイ起きです。

ハイポジションが起きている

ロッドナットがめり込んでいますね。

ロッドナットがめり込んでいる

トーンポットのノブが傾いて回ります。

トーンのノブが傾いている

ねじ留めするときにローレットシャフトを押しつぶしてしまったようです。 スペーサーも効いていませんね。 スペーサーを交換しようかと思ったのですが結構スクラッチノイズがするので交換しようかと思います。

スペーサーが効いていない

ロッドナットにワッシャーを入れておきます。 ただこれに頼りすぎると今修理中のレスポールのようにネックの主材にダメージが出ますので、ヒーター修正とフレットによる指板側からの支えで張力に反発させていこうと思います。

ワッシャーを入れる

 


ロッドが効かない【レスポールのネック修理-7】

プラグを作ってみたところで一度ロッドを締めてみました。 プラグが押しつぶされるだけでロッドが引き出されてきていないようです。

ロッドが出てこない

ネックの反りも変わりません。

反りが変わらない

プラグが押しつぶされてしまいました。

つぶれたプラグ

ベンドロットは両端の木部に強い力がかかりつつ、ロッドが引き出されてくることで反りが変わる仕組みですが、ネックの主材が柔らかくその両端がつぶれてしまっているのです。

以前のリペアで詰め込まれたエボニーのプラグもさらにマホガニーを押しつぶして、ロッドが出てくる穴に向かって圧縮されてしまい、トラスロッドのねじ切り部分をくわえ込んでしまったのだと思われます。

ネックが反ったときにさらに締め込んだと思われますが、その力はロッドを引き出すようには効かず、ここの木部を破壊する力になってひび割れて指板を持ち上げて剥離を起こしたと考えてよいでしょう。

圧縮された木部がロッドをくわえ込んでいる

ロッドの反対側の写真です。 ドライバーの先にある黄色いものが接着剤で、最初はトラスロッドに接触していたようで、ロッドの形に固まっています。 しかし今では2ミリくらい隙間が空いています。

この隙間分こちらの端も木部の圧縮が起こってしまっているのでしょう。

ここも内側へつぶれている

このネックにはベンド式のロッドは使えないのではというのが新しい結論です。 2ウェイロッドなど、ロッドナットの力を木部ではなく、トラスロッド自体で受け止めるようなタイプのものに交換するしかないと思います。

ただでさえ柔らかいネックでこれ以上掘り広げたくはないので6ミリ径くらいまでの溝で仕込めるトラスロッドを探します。

このネックはどんどん大がかりになりますね。


7ミリ軸ミニポットをボディトップにつけるディープナットの作り方

Cカーブや2連ポットなどはそれそのものが希少なので、軸系や軸の長さで選ぶことができません。 ボディトップマウントだと手詰まりとなってしまいます。

どうしても2連ポットを使いたい修理があるのでディープナットを自作します。

用意したのはM6のフランジ付きナットです。

M6のフランジ付きナット

内径を6.3に広げます。

6.3Φで広げる

M7-0.75のタップを立てます。

M7-0.75

外形を10ミリまで削ります。

外形を削る

対面を直線に落としてレンチで回せるようにしました。

ミニポット用ディープナット

便利そうなので、これをもっときちんとした寸法にして、精密な加工ができる工場で作ってもらおうかと思っています☆