いろいろな基板の製作をまとめて進めました

基板の製作をまとめて4個進めています。 これは去年も作ったアコースティックベースのバッファ&ミキサーですね。オリジナルではピエゾ&イコライザーが付いているのですが、そこにマグネティック・ピックアップを追加して、それをバッファしたあとでミックスするという基板です。

アップライト・ベースにも使えそうな回路ですね。今後に期待です(笑)

バッファー&ミキサー回路

アップライト・ベースのピエゾ出力をブーストして欲しいというご要望にあわせて、いわゆる『マイクロアンプ』の回路を組んでいます。

BUMP OF CHICKENのローディをさせていただいていたときに、藤原さんの足下にブースターが必要になったことがあって、その時は最終的にホンダサウンドワークスさんのものになったのですが、何かあったときのための予備でボチボチと作りかけていたのがこの基板です。 ケースに入れる予定の形だったので今回、余分な外周をカットして使おうと思っています。

マイクロアンプ回路はピエゾ出力を受けることを前提に設計されていて、入力インピーダンスが高いのが特徴です。電源周りのコンデンサを追加するために基板パターンを一部かえてあるようです。 自分で作っておいて忘れていますのでもう一度確認しなければいけませんね。

マイクロアンプ基板とミキサー基板

Birdcageオリジナル・ハンドメイド・プリアンプを2機種アウトボード化したものを製作するので、そのための基板を製作しました。

BCP-3とBCP-2M基板の製作

完成して音だしチェックを済ませたあと、絶縁をかねて塗装します。 絶縁材、カラー、ウレタン・ニス・コーティングと缶スプレーを使用した工程が続くので塗装ブースを使います。

ベースのボディ塗装用に2号機を作ったのですが、作業窓を広くしすぎて、吹き返しがもれてくることが分かったので2号機は解体して早速3号機のDIYに入ります。 初号機は初号機でこういった用途に使いやすいのでこれからも使おうと思っています。

塗装ブース初号機

このプリアンプを作るときは全ての缶スプレーを、写真のブース内に転がっているノズルで吹いています。塗料が広がらないのでプリアンプを吹くのぴったりなのです。 もとは確かハヤコートに付いていたものだったような・・・。 ノズルがつまると困るので、使い終わったらKUREのブレーキクリーナーにこのノズルを付けて噴射→写真左の容器に入ったシンナーにつけ込んで掃除します。

着色完了

明日からはケースに組み込みですね。 とっても音作りがお上手なお客さまからのご注文なので、完成したあとどんなふうに使ってもらえるのかとても楽しみです。


金ロゴを手配しました【wife風レリックベースの組み込み-10】

以前、ストラトを組んだときは黒文字に金縁にしたのですが、今回はレリックものなので金文字で黒縁にしてみようと思っています。

インレタ屋さんに相談してみたところ、黒は隠蔽力があるので最後に他の色の上にのせるそうで、前回のフィルムでは作れないということでした。

インレタ印刷の解像限界を考慮して装飾をかなり省略したシンプルなロゴにしているくらいなので、私自身は細かいところはつぶれてしまっても仕方がないと思っていたですが、インレタ屋さんの強いこだわりでBに乗っている鳥の足がキレイに出るようにその部分のデータを編集して、黒を10%ほど太く強調してくれたそうです。

ゴールドのロゴマーク

NGになっているところを見て頂くとそのこだわりが伝わってきますね。NG分は別紙でつけてくれました。 しかも1日で作ってくれました。本当に仕事が早い! いつも有り難うございます。ファームさん。 最高です☆


初期型スティングレイ・プリアンプをアウトボード・プリアンプに!

組み込む部品はこんな感じ。 基板はなるべく寸法までコピーしたレプリカです。 ラムトリックカンパニー時代に趣味で作ってみたもの。 お客さまが気に入って下さったので今回、足下に並べる機材として使ってもらえることになりました。

部品一覧

ケースに穴を開けていきましょう。 まずはフットスイッチの穴です。 手前にバッテリーが入るように位置決めをします。

穴開け開始

穴開けが終了したところです。

穴開け完了

部品を載せてみたところです。 トレブル、ベース、ボリュームの3ノブです。 ボリュームは要らないかなとも思ったのですが、25kΩのボリュームが出力にぶら下がった状態がスティングレイらしい音に寄与していないとは言えないのであえて3ノブをそのままケースに入れました。

部品の取り付け

なにせ基板が初期型スティングレイの基板そのままレプリカになっているので、電源のプラス・マイナスを逆につないだときに部品を守るためのダイオードが登載されていません。 外に付けることになります。

電源電圧がダイオードの順方向電圧分だけ下がるのは嫌なのでシリーズではなくパラレルに入れました。 クリーンなベースサウンドを出すためにもヘッドルームを狭めたくないですもんね。

保護ダイオード

タンタルコンデンサが使われていた超初期のモデルのレプリカなので出力に1kΩの保護抵抗が入っていません。 しかしもし出力がショートするとICに負担がかかりますので、実は表面実装部品で1kΩを入れてあります。 102と書かれた黒い部品が写っているのが見えますでしょうか?

出力保護抵抗

サイズ的にはうまく収まりそうですね。

配線中

青がベース用、黄色がトレブル用です。 黒がプリアンプの出力です。

ポット周りの配線

もとがコントロールパネル用だったので入出力とプラス電源が少々強引な配線になっています。

配線完了

組み上がってノブを付けたところがこちら。

ノブの取り付け

LEDも青で統一しました。 音を出してみました。 「そうそうコレコレ」という深いロー感とシャリっとしたところまで伸びたトレブルが特徴的です。

ベースがパッシブだとシャリシャリしたプレゼンスがシールド・ケーブルのキャパシタンスで変化してしまうので、本当にスティングレイっぽさを強調したい場合は、ベースにバッファだけでも積むと良いかもしれませんね。

音出しチェック

現行品3バンド・タイプのスティングレイをお持ちの方で、プレ・アーニーボール時代の音も出せるようにしたい、といった方にもオススメですね。

同じものが欲しいという方がいらっしゃいましたらこちらのメールフォームからご連絡下さいませ。 あと基板2個分の部品は確保してありますよ。

 

 


秋葉原に行ってきました

いろいろとご注文頂いた機材がありましてケースなどの足りない部品を仕入れてきましたよ。

買ってきたもの

オヤイデでA4サイズのバルカンファイバー紙が買えます。 ケース裏蓋の絶縁に使えるかなと思って購入してきましたが、ネックの仕込み角を変えるシムにも使われる素材ですし、何か他にも使い道がありそうでワクワクしますね。

ちなみに店の外に展示されている見本品はシーズン的に少し湿気ているのか、もしくはみんなが折り曲げて試すからなのかちょっと厚みが増して見えました。 実際持ってかえった商品を計測するとかなり正確に0.5ミリでしたね。 仕様を信じて買って良いと思いますよ。

で、今日仕入れたものでこういうものを作ります。

こういうものを作る予定

右は初期型スティングレイのレプリカ・プリアンプをアウトボード化したペダル用です。

左はBirdcageオリジナル・ハンドメイド・プリアンプの2機種BCP-3とBCP-2Mを2in1にしたペダルを作ります。

どんなふうになるのかとても楽しみです。 また製作風景はこのブログでご覧に入れようと思います。

また左の機材が完成したらプリアンプの試奏動画製作にもご協力頂こうと思っています。

 


配線をオーバーホールします【Ibanezのネック修理-7】

配線がしやすそうな良い硬さのピンセットを買いました。 この袋を十条駅前の飲食店に忘れてきて、昨日取りにいってきました(笑)

新しいピンセット

部品のクリーニングをしました。

配線作業

弦アースの電線が酸化してハンダが載りにくそうだったので交換します。 まずはハンダを吸い取りましょう。

弦アース

ホルダーのビス穴です。バスウッドでしょうか、木が柔らかそうですね。 しかもここのビスは木の繊維を切りきざむ方向に入っていくうえ、それなりに力がかかるところです。 ネジ穴がダメにならないように、低粘度の接着剤を染みこませて補強しましょう。

スプリングホルダーのビス穴

シングルコイルのキャビティに塗られた導電塗料にアース配線をします。 ハムについてはぬられていなかったので塗りませんでした。 ハムバッカーはノイズをキャンセルする構造なのでこうなっているのだと思われます。

導電塗料のアース配線

その他のキャビティの導電塗料にもアースを取っていきましょう。 ポットやジャックを付ければアースされるのですが念を入れて。

導電塗料のアース配線

ピックガードを付けましょう。 各キャビティに各ピックアップからの配線を通しつつ、最後はひとまとめになります。

シングルコイルの配線は撚りました。 配線がスッキリしますし、ホットとコールドは磁界的にもこうした方が良いはずです。 ノイズ低減の効果があるほどかというと、そこまでではありませんが。

ピックガードの取り付け

その裏側はこんな感じ。

配線前

長かった線を切り取りながら配線をやり直しました。

img_3193-3.jpg

もとの配線はこんな感じ。 かなりスッキリしましたね。

配線2