フレットを打つ【グレコのレスポールスタンダードタイプのフレット交換-5】

フレットを打ちました。

フレットを打った

最終フレットから2フレットは急に指板が削り落とされているのでつじつまを合わせるのが難しいです。

指板のエンド部

フレットのサイドを整えます。

フレットサイドをそろえる

フレットの頂点がそろっているかの確認を兼ねて大まかにフレットのすり合わせをします。

大まかにすり合わせる


指板の仕上げとフレットの準備【グレコのレスポールスタンダードタイプのフレット交換-4】

弦を張った状態で楽器を抱えてもう少し指板の研磨を追い込みます。 弦の張力とトラスロッドの力と重力がかかった状態で直線になっているか確かめていきます。

指板の直線性を追い込む

指板を研磨して仕上げました。

指板研磨が完了

フレットをカットして準備します。 バインディングの上に乗り上げる部分はタングをカットして削って仕上げてあります。

フレットの準備

フレットを指板に合わせて曲げていきます。 ジェスカーの元々のRと指板のRが近いので、フレットが太い割には比較的楽に終わりました。

指板に合わせて曲げる


長めのネジに交換した【SG1500のピックアップ交換-5】

フロントピックアップの高さを下げたいので付属のネジより少し長めのインチネジに交換します。

少し長めのインチネジ

ピックアップのコンセプトとしていろいろなコイルが登載されますので、厳密なことを言いだすとP-90とシングルのどちらで音量調整するか悩ましいですけれど、どのスイッチポジションでも違和感のない音量感に収まりました。

ピックアップの高さ調整ができた

オクターブチューニングが気になったのでサドルを動かしました。

オクターブチューニング

これで完成です。 ジャキーンとかザリーンみたいなエッジの効いたスイッチポジションはなくて、グワッとかキョワッとしたメロウで色っぽい音がするポジションが多い印象です。

完成