配線作業【Photogenicストラトタイプの改造-1】

以前にもお預かりしたことがあるフォトジェニックです。 お知り合いにプレゼントすることになったらしく、元のピックガードに戻したり、いろいろ手を入れます。

フォトジェニックのストラト

リアトーンが効くようにしたいということなのでスイッチ周りの配線をカスタムします。

トーンを改造する

ストラップピンは大きいタイプに交換します。 ネジの太さが違うので一度埋めてあけ直します。

ストラップピンの交換

3弦のヘッド側が共鳴するのでリテーナーを追加して欲しいそうです。

3弦ヘッド側が共鳴している

弦は安い弦です。 弦交換の練習用を兼ねて、余った2セットもギターと一緒に渡すそうです。 初心者セットですね。

交換する弦

オクターブチューニングももう一度見ておきましょう。 真っ直ぐ並び過ぎているような気もします。

オクターブチューニング

トレモロが微妙に浮いていて、スプリングを調整しても直らないので6本のネジのどれかが干渉してフルスイングしていないのではないでしょうか。

トレモロがフルスイングしていない?

1弦側のネジが当たっていたようです。 パコンパコンとフルスイングしている音がします。

トレモロの調整

ここにネジ穴がないので、このピックガードは元から付いていた物ではないかも知れませんね。

ネジ穴がない

スイッチ周りの配線をします。フロントとセンターに効くトーンと、リアのみに効くトーンになります。

トーン回路の改造

音出しチェックしました。 無事に動作しています。

音出しチェック


停電

たけたけsoundsの録音をしてから焼肉に行ってたのですが、東十条駅の北西側~環七あたりが停電していました。

停電

何があったのでしょうか。


導電塗料の塗布【スペシャル(20240921お預かり-1)の部品交換-1】

スペシャルをお預かりしました。 導電塗料の塗布やコンデンサやブリッジなどの部品交換をやっていきます。

20240921-1スペシャル

部品を外しました。 ポインターワッシャーやトグルプレートが剥がれません。 オーバーラッカーで塗ったとかでしょうか?

ワッシャー類が剥がれない

ピックガードの下の方が色が濃いですね。 焼けて色が薄くなっていくのでしょうか?

日焼け?

肘の辺りにはかっこいいクラックが入っています。 なんとなく塗膜表面にスプレーのブツブツが残ったような感じなのであとから何か吹いたのかも知れませんね。 ハッキリしたことは分かりません。

クラック

コンパウンドなどを掃除しました。

キャビティの清掃

導電塗料を塗布します。

導電塗料の塗布

裏蓋はアルミシートを貼りました。

アルミシートを貼った


ナットに弦溝を作る【Squier by Fender Vintage Modified Jaguar HH の改造-12】

ナットの形を整えます。

ナットの成形

弦溝を作っていて気が付いたのですが、このネックは正面から見た状態で左右に反っています。 演奏する人が気にするほどでは全くないですが、微妙に中途半端な位置を狙って弦溝を作った方が目立たないのかなといった感じです。

ネックの反り

弦溝を作りました。

弦溝を作る

オクターブネジはやっぱり上の穴に通す必要がありましたした。 ナベ皿ねじの頭にサドルが干渉してしまうので、イモネジを回しても弦高が下がりません。 皿ネジにすればフラットになるかも知れません。

ネジが当たって弦高が下がらない

これで弦が張れました。

弦を張った

弦とネックが落ち着いたら溝を仕上げて、全体調整して完成ですね。 チェックを兼ねてアンプから音を出してみました。 やっぱり良い音がするギターに仕上がりそうで楽しみです。


キャパシタを交換してみた【Photogenicのペグ取り付け修正-7】

ロータリースイッチに付けてあるキャパシタを交換しました。 効き方が分かりやすくなりました。

キャパシタを交換してみた

Bカーブのボリュームにしたのでピックアップのバランスを細かく設定しやすいです。   

キャパシタを切り替えるとサウンドバリエーションが増えて面白いです。 置きベースにするのに向いている遊び心があるベースになったのではないでしょうか。

サウンドバリエーションが面白い

これがメインベースでも問題ないのではないかというくらい良い音がするフォトジェニックJBが完成しました。

完成