毎年、年賀状の試し刷りを1枚、額に入れて飾っているのですが、年末年始に体調を崩したせいでほったらかしになっていました。
100枚以上刷ったのですがどうしましょう・・・名刺になるのかな(笑)
6弦がどうもしっくりこないというムスタングです。
6弦を鳴らした後に、しばらくしてから追いかけてくるようなビリ付きがあります。
これはベースの1弦にありがちな現象で、この楽器の個性かも知れません。 ボディやネックの共鳴の過程で弦とフレットが当たりやすい方向に振動がまとまっていってしまうのでしょう。
このギターはテールピース部分を逆に付ける改造がしてありまして、弦がバーを直線的に抜けてくるようになっています。 (ちなみにブリッジも樹脂ブッシュを入れて固定してあります。)
結果として、サドルの上で弦が曲がる量が少なくなっています。 これによってサドルとテールピースの間へ弦の振動が逃げて鳴っています。 特に1弦、3弦、6弦が私は気になります。 ピックで軽く弾いても6弦と3弦は生音が混じって聞こえます。
これも弾いていて違和感がある原因かも知れません。
サドルを押さえる方向の力がかかっていないので、1弦をチョーキングするとサドルの中心から持ち上がってしまいます。 ボーカルさんが弾くギターなので、チョーキングをあまりしないから問題ないのだと思いますが、今のセッティングは結構ぎりぎりで、弾き方を選ぶ状態なのだと思います。
今のこのこだわり仕様を変えるわけにもいきませんし、ブリッジもベタ付けなので、シムでネックの仕込み角を変えるくらいしかできませんね。
でもおそらく、オーナーさまが気になっているのは、前述したほうのビリ付きだと思うので、無理にシムを入れる必要はないかもしれません。
今回、弦を太くすることになっていますので、そこで変化があることを期待したいですね。
ピックアップの取り付け位置を決めるためにテンプレートを作りました。
キャビティの中にねじ穴の位置をけがきました。
ネジ穴をあけます。
良い太さのネジを探します。 国産JBのピックアップネジがありました。 新型コロナの影響でインチネジがなかなかアメリカから輸入されない時期に、念のために買ってあったものが役に立ちそうです。
ネジが長いので切りました
導電塗料どうしをつなぐアース周りの配線から終わらせます。
ピックアップを取り付けます。
元の配線をバラして、使うパーツを清掃します。
コントロールアッセンブリーを製作します。 スーパースイッチが付きます。 テレキャスター用にはこういうハンダ付けするところが内側を向いているものが必要になります。 外を向いているとキャビティの導電塗料とショートしますね。
増設するピックアップの位相が他のピックアップと合うか調べます。 普通に白をホットにして位相が合うことが確かめられました。
ピックアップをつなぎます。
音が出たり出なかったりしていたジャックはPURETONEに交換しました。 電気的な接点が多いのでバリバリいいにくそうでオススメしています。
左右からはさむだけでなく凹凸が付けられているのでホットもコールドも4点ずつくらいプラグに接触するように見えます。
これで完成です。 弦を交換したのでネックの変化を見てからお返ししましょう。
音ですが、フロントとセンターのハーフトーンも、リアとセンターのハーフトーンも、センターがパラレルに入っている効果が薄いです。
ピックガードの下に入っているので、音を拾う力が少ないのでしょう。
発電しないコイルをホットからアースにつないでいるだけだという風にセンターピックアップを見立てた場合、どちらかというとローカットの方向に音が変わるはずですが、今回は高出力のピックアップを選んでいるのでコイル成分が大きく、そういうパッシブなトーン回路としても効きにくくて、結果としては音の変化が繊細なものになっているように思います。