ネックを外してみた【Navigatorのストラトタイプのネックをオーバーホールする-1】

ナビゲーターのストラトタイプをお預かりしました。 

Navigatorのストラトタイプ

スキャロップにしようかと思ったそうですがジェスカーの#58118という幅2.99mm、高さ1.47mmというジャンボフレットを打ってみることになりました。

 フレットは#58118に打ち替える

ペグは一度すでにロトマティックに交換したことがあるそうで、今はおそらくコンバージョンブッシュになっています。 ゴトーのペグに交換します。

ペグ部

ペグがすごく硬いので交換してから作業しようかと思ったのですが、グリスが固まっているだけで新しいグリスを注したら動きました。 今の弦のままネックの調整を進めていきましょう。

グリスが固まっている

リテーナーのネジの深さが足りなくて回ってしまいます。 あと1mmくらい深くしておきましょう。

リテーナーがプロペラみたいに回る

ネジがスポッと取れました。 1本だけネジの先が折れているせいかと思いましたが

ネジが折れている

ネック側のねじ穴がダメになっていてずぽっと抜けたことが原因のようです。

ネジ穴が全てダメになっている

まずはここを埋木させてもらいましょう。


もう一回ヒーターする

ハイポジションにもう一回ヒーターをあてます。

もう一回ヒーターする

フレットラインが見えない問題については、3.5.7.9.12.15.17.19とポジションマークのあるところにだけ、白いラインを5弦側の角付近に入れるという方針に決まりました。 


配線は間違えていない【ミュージックランダー型ギターの組み込み-25】

配線をチェックしていましたが間違えてはなさそうです。

配線を間違えてはないっぽい

10μFのチップアルミ電解を買ってきてみましょう。 それでダメなら新品に交換かパッシブにするか。

アコースティックベースの改造で、ピエゾを250kΩのポットでジャズベース配線にしたことがありますが、パッシブでもけっこう普通に鳴るんですよね。 ギターの場合はノイズをどこまで許容するかになるのでしょうかね。


もう少しハイを起こしたい【ワーウィックの5弦フレットレスのネック修理-9】

もう少しだけハイを起こしたいです。 もう一回ヒーター修正したいですね。

もう少しハイを起こしたい

このベースはあとからフレットレス加工されているのでポジションマークがフレット間にあります。 フレット溝は黒い木で埋められているのでフレットラインが見えません。

ポジションが分かりにくい

完全に耳で弾く感じなんですかね。 このままで良いのか確認しましょう。