5弦がブリッジの穴に通りにくいとのことなので、弦の端の巻きが乱れたところが4.3mmくらいあるのに対して、4.5mmまで拡げてみました。
亜鉛ダイキャストなのでしょうか。 以前ミュージックマンのブリッジの材質が固すぎて穴を開けられなかったことがありました。 削れて良かったです。
ガードを乗せたところがこちら。 やっぱり既存の平板を使うとフェンダージャパン感が出ますね。 一旦これをつけてお返しして弾いておいてもらいましょう。 良い感じのガードが作れたらまたお預かりします。
配線を目視でチェックしました。 各種ボリューム&トーン、ジャックなど全てがアルミシートを通じてアースされているのでガードを付けないと音出しチェックできません。
つまり部品の取りつけが緩んだら音が出なくなったり、ツマミを回しても聞かなくなったりします。
ポケットの形状をボディに合わせました。
ボディ側のねじ穴がズレているところについては、アルミシートが押し広げられて変形しているので、ピックガードが浮かないように整えました。
ピックガードなどの部品についている保護シートが剥がれないことってありませんか? そういうときはこちら。 ホームセンターに売っているブレーキクリーナーです。
ポリ袋に入れてブレーキクリーナーを適量吹き込みます。 乾かないように袋を閉じて20分くらい放置しておくと保護シートが浮き上がってきて簡単に剥がれます。
長らく弦を張っていなかったと思われるこのギターですが、弦を張って数日置いておいたら少し順反りました。 トラスロッドを締めます。
弦高を調整します。
ポールピースが1弦に当たってしまっています。 全体的にポールピースの出し具合を調整します。
サドルの溝を追い込みます。 3弦は弦の太さやサドル上の角度などの問題で曲がりきれずにうわずりがちです。 少し他の溝より深めにすると弦高のバランスが良くなります。
オクターブチューニングを確認して・・・
両サイドの2本のネジはナットで固定してしまいます。
コキコキ引っかかる音がするナットにグリスを注しておきます。 溝が狭い場合は上へ引き抜く時にも引っかかりますが、今回はナット材が弦にくっついている感じなのでこれで良くなると思います。
サドルに通っているオクターブネジをネジロックで仮固定します。
いま流通している物はブリッジ本体のネジ穴が大きくなっているようで拭き取るだけでもサドルが動いてしまうくらい緩いです。
仮固定しないと共鳴します。 ネジロックの低粘度か中粘度タイプが良いと思います。 これが乾いたら完成です。