今回も3Φのワクが付いた2Φの蓄光マーカーを埋め込みます。 3Φの凹みを作りました。
黒ワク付きのマーカーを作ります。 2Φの蓄光部分は高輝度蓄光テープから切り出しています。
UVレジンで埋め込んで研磨しました。
照明を消したらこんな感じです。
ひび割れているところに低粘度の瞬間接着剤を流し込みました。 導電塗料が溶けて流れ出てきますが、こういうところの塗装の下にも導電塗料が隅々まで塗られている証拠ですね。
ボディ材と埋木の間で硬さの差があるとき、ドリルビットが柔らかい方へ流れていってしまって、高い精度で穴あけ加工できないことがあります。
なので今回は少し大きめの埋木を作ることにしました。 埋め込みたいアンカーが10Φくらいなので、今回はひとまわり大きく12Φの木栓をメイプルで作りました。
穴を拡げるので塗装を引っかけて割らないように先に面取りします。
12.2Φのビットで拡げています。 実際には穴の中が毛羽立ったりして12Φの木栓がギリギリ入るくらいになります。
接着しました。
アンカーを1mmエンド方向へ下げたら、メイプルの木栓がネック側へ2mm残るはずです。
これで強度を稼ぎつつ、オクターブチューニングしやすい位置にサドルがくるようにトレモロが付けば良いなと思っています。
トレモロを取り付け修正するにあたって、オクターブチューニングの位置がどうなっているのか調べてみましょう。
裏側から見ても1弦側が前に出ています。
ナットから12フレットの倍の位置がどこになるのか測ってみましょう。
もしトレモロがこのままだとすると↓の写真くらいの位置に1弦のサドルが来ることになってしまいます。
6弦ももう少し後ろ。 スプリングを一番縮めた状態でぎりぎり合うくらいでしょうか。
6弦側のアンカーも1~2ミリ下げても良いような気がします。 短いスケールのギターなので、よく観察しないといけませんね。
裏側を見た感じですと、あと1~2mm下げることはできそうです。
ジョイント部分です。 ここからピックアップのコイルが見えるのは珍しい構造ですね。
ついでにリテーナーのネジをチェックしておきました。 このブラスパイプでスペーサーを作れそうです。
ピックガードを外してみます。 ミニギターですが流石は本家、使っている部品は良い物が使われています。
導電塗料にラグが打たれていたり、しっかり作られています。
で、問題の箇所ですが・・・。 アンカー部分の木部がバッキリと割れています。 ボディ材が柔らかくて耐えられないみたいですね。
アンカーを抜いていきましょう。
中はこんな感じ。
ピッタリくらいの深さの穴があいています。 むやみに深い穴ではない辺り、丁寧に作られている感じがします。
割れているところを接着していきます。
しばらくクランプをかけて形を整えます。