弦アースを交換した【グレッチの弦アース修理-2】

ビグスビーが浮いているのが気になります。 ここに弦アースが来ているはずなので、まずはここを疑ってみましょう。

ビグスビーが浮いている

外してみたら、エンドピンの周りに木工接着剤のリングが出てきました。 弦アース線にも付着しています。

木工用接着剤が固まっている

弦アース線がコーティングされてしまって導通がなくなったことと、ビグスビーが浮いていたことが複合的に作用して、少しずつノイズが増えていったのだと思います。

接着剤でコーティングされているy

弦アースはどこにつながっているのでしょう? スイッチを外してみましたがここではありません。

スイッチを外してみた

よく見たらジャックにつながっていました。 出力線だと思っていたのですが、ピンセットでつまんでいる方が出力のシールド線でした。

弦アース線

そもそもビグスビーを留めているネジがダメになって、エンドピンのネジが緩んで、そこに接着剤を注したのだと思われるので、1カ所埋めて開け直します。 他の3カ所は、低粘度の瞬間接着剤で補強しておきます。

ネジ穴をひとつ埋めた

新しい弦アース線をハンダ付けします。

弦アース線をジャックにつないだ

ジャックを取り付けます。

ジャックを取り付ける

新しいネジ穴をあけて、弦アース線周りの掃除をしっかりしました。

新しいネジ穴をあけた

ビグスビーを付け直します。 これで弦アースがしっかり取れました。

ビグスビーを付け直した

金属製のノブがパチパチいう問題ですが、試しに導電性グリスをシャフトに塗ってみます。 弦を張ってみないと分かりませんが、あまり効いていないような気がします。

ポットのシャフトに導電性グリスを塗ってみる

できればオクターブ調整をしておきたいのですが、ブリッジがボディに貼り付けられていて動きません。

ブリッジが貼り付けられている

どんな材質で貼ってあるのかオーナーさんに聞いてみましょう。


全体をチェック【ブラックES-335のフレット交換-1】

ES-335 をお預かりしました。 フレットを交換します。

ES-335

4弦がシャープ、5弦がフラット気味だったので先のオクターブだけ大まかに直しました。 新しい弦に張り替えた後に大きく動かすと、余計なところに折り目が入りそうで気になるのです。

オクターブ調整

ナットも交換します。 4弦が低くなっていますね。

ナット部

そのせいで4弦が低く感じるのもあるのですが、ブリッジ側のRより指板のRがきつくなっている気がします。 実際はブリッジが弦の張力で曲がってきているのかも知れませんが。

3弦と6弦ってオクターブ調整の結果、サドル上で弦の角度がきつくなりがちで、しかも弦が太くて曲がりにくいわけです。 どうもギブソンのギターで4弦5弦の弦高が下がり気味になってしまうことが多いのはこの弦の曲がり具合が原因のような気がしてきています。

写真で伝わるといいのですが、サドルからの持ち上がり方にバラ付きがでてしまうのです。 テールピースを適度に上げて角度がつきすぎないようにすることで多少は緩和できそうです。

サドル部

ネックがかなり順反っているのでトラスロッドを締めます。 その前にロッドナットを外して清掃して、グリスをさしておきます。

トラスロッドナットを外した

トラスロッドをギリギリまで締めてやっと中央が真っ直ぐに近くなるくらい。 ローポジションの順反りが多めに残ります。 ヒーター修正で反りを取っていきましょう。

ローポジションが反っている

ピックガードの下のホコリがカビっぽくなっていたので清掃しておきましょう。 急がずに何回かに分けて拭いてみます。

ホコリが取れない

取りあえず弦を外しました。

弦を外した


ブラスプレートはそのままにした

ブラスプレートが入っているならそのままで良いということになったので、もう一度ピックアップをハンダ付けして戻しました。

ブラスプレートはそのままにした

ピックアップの高さ調整をするとき、ヘッドホンで音を聞きながら美味しいところを探すのってなかなか楽しい作業ですよね。


ブラスプレート

先日ピックアップを交換したゴールドのJBですが、付属のブラスプレートも付けることになりました。

ブラスプレート

一度外しましょう。

一度外す

そういえばこれ、ブラスプレートはすでに入っているんですよね。

プレートが入っていた

ボディ表面の弦アースはリアのブラスプレートにつながっていますが、これ以外にも配線でもつながっています。

新しい物に交換したいとか、フェンダージャパンではなくてUSAのパーツにしたいとか、そういうこともあるので聞いてみましょう。