導電塗料の塗布【フェンダーテレのボディとネックを組み上げる-1】

ベーシストのお客さまが、コードストロークの録音用にテレキャスターが欲しくなったそうです。 フェンダーメキシコ製のネックをこのボディに取り付けて1本の楽器に組み上げて欲しいとのこと。

フェンダーテレのボディネック

急ぎではないそうなので作業はしばらく待機になりますが、ネックが取り付けられないとギターケースにボディとネックを入れられないので、待機している間に導電塗料だけ塗っておきます。

ネジが緩いところだけ記録しておきましょう。 ここは埋め直します。

ネジ穴が緩い

キャビティの掃除をして1回目の導電塗料塗布です。

導電塗料の塗布


ダミーボディの検討【EVHのフレット交換-2】

ダミーボディを出してきました。 ベース用に使ったことがあります。

ダミーボディ

表通しができるブリッジを簡易的に取り付けて、弦を張れるようにします。

簡易的なブリッジ

ネックはこの辺りに取り付けることになりそうです。

ネックの取り付け位置

ネジの長さを見てみましょう。 ブッシュの深さを調整して上げる必要がありそうです。

ネジ穴の深さ

SCUDのジョイントブッシュが使えそうです。 取り寄せましょう。

ジョイントブッシュを手配する

透明な樹脂板にネックの形とネジ穴を写しとって穴加工して、ネックの延長線上にブリッジを取り付けるという順番で良さそうな気がします。

ジェスカーフレット

フレットはステンレス製ジャンボフレットになります。


また新しいことに気が付いてしまった【ブラック フェンダー5弦ベースのノイズ処理-12】

スタックコイルでハムノイズをキャンセルしているはずのピックアップなのに、ジーとかシーとかいう高域のノイズが残ります。 ボディに導電塗料を塗布したストラトのシングルと同じくらい高域ノイズが残ります。

現代はUSBで充電するものや、LED電球などにスイッチング電源回路がたくさん使われていますので、50Hz低音ハムノイズよりも高域のノイズが飛び交っています。

これらのノイズが消えていないのです。 原因はスタックであることそのものにもあるような気がします。

コイル正面からノイズが入ってくるときに同じ平面に登載されているふたつのコイルでハムキャンセルするのと違って、位相差が出てしまうのではないでしょうか。 厚み方向に距離があるふたつのコイルなので、高域ほど位相差が無視できなくなり、完全に逆相にならない部分が残るのではないでしょうか?

ふたつのコイルの間にスペーサーが入っていましたが、コイル間のストレーキャパシティでキャンセルする前に合流してしまったり、思わぬLCフィルターが形成されて共振周波数でノイズがかえって強調されるのを防いでいるのではないでしょうか。

なんとなく内部構造が分かってきました。

現状は、フロントとリアで全く同じ構造になっているので残留高域ノイズどうしがキャンセルされませんが、リアをさらに逆巻き逆磁極にすれば、ミックス時に通常のジャズベースのようにキャンセルされるようになるのではないかと思われます。

試しに、リアピックアップを裏返してみます。

裏返すとノイズが減る

これだけでミックス時のノイズがかなり減りました。

内部構造が完全に理解できたわけではないのでリスクがありますが、着磁し直して磁極を逆にして、インアウトの線を入れ替えて、ポールピースのアースも逆につなげばノイズが一番小さくなるのではないでしょうか。

 


ご要望の整理【Freedom ストラトタイプの部品交換-1】

フリーダムのストラトタイプです。

Freedom ストラトタイプ

レリック加工をどこかの工房に頼んだらロゴがなくなっちゃったみたいです。 レリック加工は上手ですね。

ロゴがなくなっている

トレモロスプリングとイモネジを交換します。 イモネジのレリックもして欲しいとのことなのですが、サビて動かなくならないように塗料を使ったネジ頭の汚しくらいのレリック加工にしようかと思います。

スプリングは4本掛けで1弦側だけ1本斜めにするそうです。 興味深いこだわりです。

持ち込んでいただいた部品

指板サイドが丸いので、ナットが少し出っ張って感じます。 端だけ丸め直します。

角が手にひっかかかる

わずかですが指板が痩せてフレットが出ています。 バリ取りしましょう。

バリが出ている

最近弦高が上がってきたそうですから、ネックコンディションを見て、フローティング量を適正にしましょう。 トレモロが上がってきている気がするそうです。