フレットを仕上げる【SABRE Ⅱの組み直し-14】

フレットを仕上げていきましょう。 あらかじめ大まかにはすり合わせしてあったのですが、弦を張って演奏する向きに構えたときに凸凹がなるべく少なくなるように、人力プレック的なことをしました。

フレットのすり合わせ

フレットを丸めたり磨いたりして、表面を仕上げていきます。

フレットのすり合わせ

ピカピカになりました。

フレットの仕上げ

組み上げていく前にペグやリテーナーをチェックしておこうと思います。

ヘッドに開いたペグポストの穴が真っ直ぐ並んでいないのか、取り付けのネジ穴がずれているのか、ネジ穴をみたら判断が付くと思います。 その上でネジ穴の補強くらいはしておきましょう。


配線作業【SABRE Ⅱの組み直し-13】

いきなり配線が完成した写真になりました。 ボリュームに近い方のミニスイッチがリアピックアップのダイレクトスイッチ(リアのフルに強制的になる)で、トーンに近い側がコイルタップスイッチです。

配線が完成

コイルタップ時にセンターにしたら外来ノイズをハムキャンセルするようになっていなかったことに気が付いたので、ちょっと手直ししました。 これで大丈夫です。

配線が完成

ピックガードをはめてみました。 音出しチェックも問題なさそうです。

ガードをはめてみた

弦を張ってみましょう。

弦を張ってみた

次はフレット周りです。 大まかなすり合わせだけしてありますので、弦を張った状態でフレットの頂点を合わせることで、もう少し精度を上げていきます。


ピックガードの穴あけ【SABRE Ⅱの組み直し-12】

ピックアップの裏側です。 ブラスのエレベータープレートがハンダ付けされています。 ここに個体差があるので、ピックアップを吊すネジの穴は、現物あわせであけることにしました。

ピックアップの裏側

こうして位置決めします。

ねじ穴の位置決め

ポットの位置出しをしていきます。 この写真の段階では1ボリュームのトーン無しでミニスイッチが2個だと思っていたのですが、元のピックガードでは軸の細いフルアップボリュームを付けていたそうで、1ボリューム1トーン1ミニスイッチだったそうです。

ポットなどの穴を探る

なのでトーンも付けます。

ポットなどの穴をあける

穴あけをしていきましょう。

ポットなどの穴をあける

こんな感じになりました。

ポットなどの穴をあけた

ここでピックガードの外周を研磨して仕上げまして、部品を取り付けていきます。 あ、ここでアルミシートも貼っていますね。

部品を取り付ける

部品を仮組みしたところがこちら。

部品の仮組み

ピックアップの配線にまとめたときの跡があるので、これも参考に取り回していきましょう。

まとめたあとがある

次は配線です。


PUの抵抗値や位相のチェック【SABRE Ⅱの組み直し-11】

ピックアップの位相などをチェックしました。 抵抗値が12kΩと結構高めですね。

コイル線の太さなどで結果的にインダクタンスが変わりますから、直流抵抗値だけで音は決まらないでしょうけれど、直流抵抗値が大きいものは基本的に音が大きくて低音のしっかりしたものが多いです。

抵抗値や位相のチェック

ボリュームポットなどは500kΩで良いでしょう。


作ってみた【ヘイマーの配線修理-3】

クッションを削って電池を固定するものを作ってみました。

作ってみた

ううむ。 どうしましょかね(笑) 悪くないんですけれどこれで行くかどうか考えます。

ちなみに前回掃除したキャビティ内のコンパウンドについてなのですが、「なんのためにキャビティにコンパウンドを?」というご質問がありました。

ボディ表面を磨く際に入り込んだものを工場出荷時に掃除していないだけで、何か目的があってキャビティの中にコンパウンドを塗ってあるわけではなく、キャビティ内がコンパウンドだらけなのは、エレキギターあるあるなのです。

確かに工場で量産するときにそこまでやっていられないのは分かりますね。 気に入って長く弾くことにした楽器は一度手を入れると良いですね。 うちに限らず、工房でしっかりやり直すと楽器として完成する感じがあります。 この工業製品と楽器の間みたいな性質もエレキギターの面白くて可愛いところです。