ネジ穴を埋める【レスポールスペシャルのナット交換-5】

ストラップピンのネジ穴を修正することになりました。

この中に青い樹脂製のアンカーが入っているのですが、元のネジとセキュリティロックのネジの太さが違うのでスポスポになってしまっています。

エンドピン部分

穴を拡げつつアンカーを粉砕して取り出します。

中のアンカーを取り出す

こちらはアンカーは入っていません。 少し径の小さいドリルで突いてから穴埋めします。

穴埋め

タイトボンドが固まったら穴を開け直しましょう。


ピックガードの製作【ヒストリーのテレの配線改造-4】

センターピックアップをピックガードの下に隠す方式で追加したこのギターですが、将来的にはやっぱりストラトのピックアップをセンターに付けて、ピックガードから出すことになりそうなので、今回ついでにピックガードを作ることになりました。

方針が変わったので、次の作業に必要な精度を改めて確認していきましょう。

原因は厳密には分かりませんが、弦が左に寄っていて指板やフロントピックアップは1弦側が広く見えていますね。

センターがずれている

ブリッジとピックガードの隙間って、これくらい狭くなると平行に付けるのがとても難しいですが、左が狭くなっていますね。 どのくらい気にするかですが、今回のガードでは直せるかもしれませんね。

ブリッジ部分

ネジ穴のずれも気になります。

ネジ穴のずれ

ピックガードをテンプレートにして同じ形で作っても、おなじ位置に付くという確証がありません。 ネジ穴の面取りしたところにネジがどう当たるかとか些細なことで変化しそうです。 古いガードはそこも変形してたまたま良い当たり方になっていたりします。

ネジ穴のずれ

ドツボにはまるのは目に見えていますので、ネジ穴は一度埋め直させてもらうことにします。

穴は埋めることにした

ピックガード材が届いたので切り出していきましょう。

img_5045.jpg

鮮やかな白になります。


1弦を張り直す【レスポールジュニアにスパーゼルを付ける-5】

エリクサーの1弦を張り直します。 スパーゼルのペグポストにあいた弦穴にバリが出ていて、チューニングが完了する前に切れたので、穴の周りを全部面取りしました。

1弦を入手

今回はチューニングできました。 これ、180度反対側の穴が大丈夫かどうかは次の弦交換まで分かりませんね。 様子を見てもらうしかないでしょうね。

今回は切れないようだ

ネックが安定したらお返ししましょう。

昨年、最も修理がスムーズにできなかったのがスパーゼルに交換したストラトだったのですが、気に入らない現象が起こる原因が「楽器の個性」なのか「自分の加工精度」なのか「部品の加工精度」なのかの切り分けにとても苦しみました。

今回、「やっぱり最近のスパーゼルは以前と比べてちょっと変わっている」ということが分かったのでこの楽器をお預かりできて良かったです。 少し自身が湧きました(笑)

年々、目が肥えていくので真面目に仕事をすればするほど「あと少しだけ気に入らない」ということになりがちですね。 特に部分修理はお客さまとよく相談して上手くバランスさせないといけませんね。


弦を張っていく【レスポールスペシャルのナット交換-4】

ナットの上面をきれいに整えていきます。

ナットの成形

ここでピックアップカバーの共鳴について手当てしておきます。 クッションを追加してミュートしてみます。 おそらくこれで止まるでしょう。

ギターって3弦解放付近にボディかネックかはハッキリしませんが妙に共鳴するところがあることが多い気がします。 違弦同音ポジションは大丈夫だったりするのでネックなのでしょうか。

3弦全体がビリつく楽器も見うけられますね。 あれはストラトのポールピースがプレーン弦に対応していないことが原因(磁力に引っ張られる)のことも多いので何とも言えませんが。

クッションを入れてみた

弦の通る溝を削っていきましょう。

弦溝を切った

弦が張れました。

弦が張れた

ストラップピンが気になりますね。 ネックの調整が落ち着いたらナット交換の方は完成で良さそうです。


ペグポストを調べた【ムスタングのチェック-2】

弦を交換していきます。 弦を外しました。

弦を外す

ペグを通す穴のチェックです。 レスポールジュニアに付けたスパーゼルはバリが出ていて弦が切れました。

こちらのペグは製造時期が違うからか、片側6個のセットになるものだからか、穴の周りを大きく面取りされていますよね。 明らかに製法が違います。 スパーゼルには良かった時期があって、昨今は良くないロットが出回っているという印象を我々ミュージシャンがもってしまうのは仕方がないのではないでしょうか。

面取りされている

4~6弦に太いものを張るので弦溝を少しだけ拡げていきます。

ナット溝を拡げる

弦がキッチリ収まりました。

弦が収まった

張力が強くなったはずなので弦を張ったまま様子を見ましょう。

弦が張れた