コンパネの穴拡げ【GUITAR VIOLENCEのフレットレスの配線改造-3】

穴を拡げます。 これがステンレス製でものすごく硬くて時間がかかります。

穴を拡げる

秋葉原に着いた時間が遅くて、お店を回れなかったのもありますが、3ONのミニスイッチが780円もしました。

3ONのミニスイッチ

レイアウトの確認をします。

レイアウトを確認

この配置でいけそうですね。

BB-04Wのテンプレート治具

バッテリーボックスBB-04W用のテンプレート治具を持っていなかったので作りました。 厳密に言うと日立工機用の3ミリ差治具はあったのですが、ルーターをマキタに変えたら2ミリ差治具が必要になったのです。 トリマーと共通なのはマキタの良いところです。

次はルーティングです。


コントロールパネル【GUITAR VIOLENCEのフレットレスの配線改造-2】

ミニスイッチがついていたところにボリュームを入れてみました。 せまいですね。

ポットを入れて見る

ボリュームと、そのとなりのトーンの間にミニスイッチを入れることになるので、点線を引いたところはキャビティを拡げることになります。

キャビティを拡げる必要がある

コントロールパネルを置いてみました。 穴の中心からずれたところにボリュームがありますね。

パネルを置いてみる

ボリュームの穴を拡げて、ミニスイッチの穴をあける必要があります。

穴拡げと穴あけが必要

内蔵するプリアンプBCP-2Mを塗装しています。

BCP-2Mの塗装

塗装中のBCP-2M。

塗装中のBCP-2M

ハイミッドとローミッドはスタックポットになります。 2ミッドはプレベとフレットレスに合いますね。


チェック【スティングレイの修理-1】

古いスティングレイをお預かりしました。

スティングレイ

ネックは中心部は真っ直ぐですが、ハイポジションとローポジションが順反っています。

ネック部分

ロッドナットがめり込んで押し上げたためネックの指板面(1ピースネックですが)が割れています。 ここも補修したいですね。

ナット部分

ペグブッシュもペグも浮いています。 ここはどちらかだけ直しても再発しそうなので、取り付けをやり直しましょう。

ペグ部分

ネック裏の塗装がごわごわになっています。 取り除いてオイルフィニッシュにすれば、剥がれたところと、さわり心地も見た目もそろいそうです。

ネック裏

ヘッド裏が割れています。 クランプで締め込めば閉じると思うので、タイトボンドで貼り合わせられると思います。

ヘッド裏

初期のスティングレイはモノラルジャックを使っているので、シールドを抜いても電池の消耗は止まりません。 ステレオに交換しましょう。

また、出力保護抵抗が付いていないので、シールドのコンデンサ成分で容量性負荷発振しがちです。 場合によっては470~1kΩくらいの抵抗をシリーズに入れましょう。

配線部分

もう少し様子を観察して方針を決めようと思います。


Bonheurプリアンプ登載のSonicのJBの修理

ラムトリック社製作のSonicというブランドのJBタイプです。 私がまだラムトリックカンパニーで働いていた頃に設計したBonheur(ボヌール)というプリアンプが登載されています。

ボヌールはBirdcageオリジナルプリアンプBCPシリーズの元になっています。 文化放送の電波が強い川口で製作したボヌールは外来ノイズにめっぽう強い一方で、自分で発する半導体ノイズがやや多めな定数になっています。 それくらいしないとベースアンプから文化放送の音声がでてしまったからです。

東京都北区に引っ越してきてから作ったBCPシリーズは「川口の環境が異常なだけで、なにもこんなにラジオ電波に強い構造である必要はないのでは?」と思い直したので、定数を見直して「サー」という半導体ノイズをなるべく減らしました。 その結果、部品の配置を変更することになって基板は全く新しいものになりました。

Bonheur登載のSonic

このベースは、ライブ前に電池を交換したらプリアンプを通した音が出なくなったということでした。 結局はバッテリーボックスから出ている線が断線しただけだったのでBB-04の交換ですぐ直りました。

バッテリーボックスBB-04の配線

ただ今回、他にも想定された故障原因がありまして、それがBCPの製作技法に新しいアイデアをもたらしてくれました。

お問い合わせ頂いたときにお客さまが「電池を一瞬、プラスマイナス逆に入れたからかもしれない」とおっしゃったのです。

電池を逆に入れた場合、内部の回路を守るために保護ダイオードに電池からの電流がバイパスされるようになっています。 そこで考えられたのは

1 その一瞬で電池が空になるほどの電流がバイパスされた。

2 保護ダイオードが電池からの電流に耐えられずショート方向に壊れてしまった。

の2パターンでした。

問題は2の場合です。 以前修理した楽器に登載されていたアギュラーのプリアンプにも同様に、保護部品が原因と思われる故障があったのですが、内蔵プリアンプはモールドされているため、結局その保護部品の交換修理ができないことになってしまいました(OBP-2が壊れたベースのブログ記事。記事の中ではデカップリングコンデンサにショートモードで壊れがちなタンタルを使ったのではないかと予想していますが、電池を逆につないで保護ダイオードがショートモードで破損した可能性もあることに後あと気が付きました。)。

BCPも同様に、保護ダイオードが壊れている場合は部品の交換が必要ですが、今までの組み立て方法では、この部品の交換が難しいのです。 これから作るBCPは保護部品を外に出して修理できるように改良しようと思います。

保護ダイオードを外に出して組む

この黒い部品が保護用に入れてあるダイオードです。 こうしておけば交換が可能ですね。 これで塗装も完成させて、良さそうなら仕様を変更しましょう。