ネックポケットを埋めるための板を仕入れました。

1弦のペグの動きが悪いです。

4弦のブッシュが浮いているのが気になります。　押し込み直して固定しましょう。

1弦に関してはねじ穴の位置がずれているのが原因のように思えます。　赤丸の2カ所がネジ穴が半分くらいずれています。

ネジ穴を埋めていきましょう。

ペグは全てパーツクリーナーで洗浄しました。

可動する部分にグリスを注していきます。

ブッシュの中も磨いて少量のグリスを塗っておきました。

ネジ穴開け直します。

ペグを付けてみました。　むしろ2～4弦のペグより動きが良くなりました。

サドル周りのネジにオイルを注しておきました。　特に弦高調整用のイモネジが固着するとサドルごと交換になることがあります。

弦高とオクターブチューニングと、ピックアップの高さ調整を行いました。　あとはお客さんのお好みに合わせて調整しましょう。

ジャックを清掃しておきました。

これで完成です。

マスキングテープを剥がしたところを面取りしていきます。　キャビティのエッジの丸まった部分はおそらく研磨していないので塗装が剥がれがちです。　きれいにつなぐ感じで削ります。

ポケット部分も塗装を面取りします。

ネジ穴の面取りをします。

ストリングブッシュを戻しました。

ピックアップのクッションがへたっているようです。　スポンジが足されていました。

ブラスプレートの裏面が錆びてきていましたから磨いておきます。　ここから導電塗料をアースにつないでいるようなので、金属面が出ていないといけません。

ピカピカになりました。

クッションを交換しました。

ピックアップカバーに汚れが付いていたので・・・

掃除しました。

ピックアップアッセンブリーをつなぎます。

こんな感じ↓

フレットを磨きました。

ネジが錆びているので、錆取りをしておきましょう。

ナット溝を仕上げます。　今回はナット溝を攻めすぎないというのがテーマになっています。

セミアコだからということもあるのですが、オーナー様がジャズギタリストでいらっしゃるので、10フレット付近での弦高を重視することになっています。

ナット溝の高さも含めて順反りをローポジションに残すことで、指板全体で弦高が一定に近くなるように心がけます。

ネジの錆が気になったので錆落としをしてみます。

赤さびがみるみるうちに黒さびになっていきます。

リアピックアップの穴からアッセンブリーを入れて部品を固定しました。　この作業って1日分疲れますね笑

ピックアップの4芯線をきれいに剥き直します。

ミニスイッチから出しておいた4芯線とつなぎます。

余った線はピックアップキャビティあたりにまとめてあります。　しっかり音出しチェックもしました。　正しく機能しています。

弦を張っておきます。　ナット溝を仕上げていきましょう。