フレットを打っていく【Ritchie Blackmoreモデルのリフレット-5】

ブッシュが浮いているのが気になります。

ブッシュが浮いている

押し込んで固定しました。

ブッシュ浮き修正

今回使うフレットは#57110です。 2.7ミリ幅くらいのフレットは他にもありますが、タングの幅が0.51ミリと、今の溝をあまり拡げなくても使えるのでこちらを選択しました。

#57110 ジェスカー

フレットを1本ずつ曲げていきます。

フレットを曲げる

圧入していきます。

フレットの圧入

フレットの端を切っていきます。 ステンレスのジャンボフレットは硬くて大変です。

ZETTのバッ手

世間は日本シリーズの話題で持ちきりですが、意外なところでもZETTのバッ手が役に立っています。 ここでも利き手の押し込みが重要なのです(笑)


BOSS TR-2のDCジャック修理

DCジャックにトラブルがあったようで、ご自身で部品交換を試みたそうですが、基板のパターンが浮いてきてしまったということで、ここからバトンタッチとなりました。

基板にダメージがでたBOSSエフェクター

部品は持ち込んで頂いているので作業するだけです。 こういう基板直付けで、ハンダ付け端子の多い物を外すのは難しいです。 部品にノーダメージで5カ所のハンダを上手く吸い取れるとは限らないのですね。

持ちこみの部品

さて、お仕事として承った以上、ハンダ付けだけキレイにしておきましたというわけにはいかないので、構造をしっかり調べます。

赤いところからアダプターの9V入力、黒いところがアースにつながります。 それ以外の黄と青で囲んだふたつずつの端子はスイッチ機構で、DCプラグがささっていない時にショート、さすとオープンになります。

DCジャックの構造を調べる

本体の方も部品周辺の基板パターンがどうなっているのか調べましょう。

基板の構造を調べる

赤いところが乾電池の9vです。さっきの青いスイッチを使って、アダプター接続時には切り離されるようになっています。 黒いところはインプットジャックのリング端子につながっていて、シールドケーブルをさすことによってアースにつながります。

幸いにして、今回剥がれてしまった基板パターンは、使用されていないスイッチの端子で、ただの固定用だったということで決着しました。

基板の構造を調べる

ハンダを取り除いた後、ヤニをクリーニングしました。

基板の清掃

新しい部品を取り付けます。

ハンダ付け完了

音が出ました。

音出しチェック

これで問題なく使って頂けます。

 

 

 

 


ネックをオイルフィニッシュにする【カスタムショップ製JBのカスタム-1】

以前にも預かったことのある楽器です。

カスタムショップ製JB

ピックアップを交換することになっています。 配線がいじられていますね。 ハンダ付けがすごいことになっています。 ここも直したいですが持ち主に相談です。

配線部

ボディのジョイント部が割れたのを以前ラムトリックカンパニー時代に私が応急処置したのですが、今回はしっかりネックの形の合わせて欲しいということです。

ジョイント部の割れ

なぜかピックガードが国産ダイワマーク製に変わっています。 ジョイントに合っていません。 ここもどうにかしないといけませんね。

ピックガードが交換されて

ネックをオイルフィニッシュにします。 レリック風にすることで全体になじませます。 塗装を剥がすにあたっておおよその線を引きました。

ラインを決める

塗装を剥がしていきましょう。

塗装を剥がす

このネックは丸いグリップで、太く感じます。 握りを変えて欲しいということなので改造します。

厚みを変えることはできないのですが(トラスロッドが裏側から出てきたらネックとして終わるので)、両サイドの角を丸めて、四角に近い断面を三角に近づける方向で細くしました。

グリップを削る

スクレーパーややすりを使って形状を整えていきます。

形を整えていく

400番まで磨いたので、着色とオイルフィニッシュの準備です。

生地研磨が終了

まずは1回目。 オイルフィニッシュは良く拭き取りながら2日に分けて2回塗り込みます。

着色オイルフィニッシュ

バインディングが白くなってしまっているので、後から色を塗ります。

 


フレットのすり合わせ【シンラインのネック交換-3】

微妙なハイ起きとフレットの減りがあるのでフレットのすり合わせをします。 ハイポジションだけを削るのではなくて、少しトラスロッドを締めて僅かに中央部を持ち上げて、削る分量を全体に分散させようという作戦で行きましょう。

フレットのすり合わせもした方がよさそう

完全な精度を出すために人力プレックのようなフレットすり合わせをします。 ギターを弾いている状態の角度にして作業しました。

フレットのすり合わせ

傷を消してフレットを仕上げていきます。

フレットを仕上げていく

ピカピカになりました。

フレットがピカピカになった

弦を張りました。

完成

ハイポジションでのチョーキング時にも余裕ができましたし、どこかがフレットにあたっているようなチュインチュインした変な倍音も少なくなりました。 これで完成にしてしまって良いのではないでしょうか。