まずはポジションマークを抜き取っていきます。1.5ミリくらいのものが入っていますので木工ドリルで掘っていきます。
さらに3.1ミリまで穴を広げたところがこちら。
マスキングテープを使いながらの接着作業です。
これが全部埋まったところです。
一晩乾かしてから削っていきます。
白3Pのピックガードに交換します。もとついていたピックガードとの形状の違いをチェックしましょう。
スタックノブが付いています。この角張った感じはオールパーツのものかもしれませんね。
配線はミキサー抵抗が挟まっていないタイプの2ボリューム2トーン。このトーンはお互いに干渉しますのでネック側のトーンを絞ってもブリッジ側にも効くというような動き方をします。
フェンダーは片方のキャパシターを0.03μにして、「効く周波数の違うトーンを2個付けている」という時期がありますね。
ピックアップを通す穴が少し小さいです。ここを元のピックガードに合わせましょう。
トラスロッド調整用の切り込みはボディに取り付けてから現物あわせで位置を決めようと思います。
リッケンバッカーの5弦ベースをお預かりしました。 5弦なのですがネックは少し太いだけでほとんどの構造が4弦ベースと変わりません。
このブリッジに少々問題がありまして、5弦を通そうとすると穴が小さくて通りません。
弦アースを外して、裏返してみました。 どうやら4弦用のブリッジに穴を追加して5弦用にしてあります。 5弦に関しては4弦用を広げてあるようですね。エッジにやすりを引っかけたあとがあって地のブラスかもしくは銅のメッキ下地が出ています。
もしかしたら元から張ってある弦なら何も問題がなかったのかもしれませんが、新しく張ろうとしているフラットワウンド弦は端末処理の違いのせいか太く、しかもダダリオのフラットワウンドは糸がまいてありますのでさらに径が増しています。
ブリッジの負担にならないように、金属のしっかりしている方へ穴を少し広げます。
あの手この手で広げたところ。真ん中に見えるのが追加された3弦用の穴です。
ネック調整をするにあたって、ロッドナットと金属板にかかった塗料を剥がして掃除します。
このように掃除してからグリスを指しておきます。ロッドの動きは快調です。ギブソン特有のヌルヌルとたくさん回りながらじっくり効いてくる感じ。ロッドが効かないということはあまりないですね。
12フレットの2倍の長さを参考におおよその位置を決めて装着します。サドルはネック側よりに一列に並べて、均等にサドル溝を切る作業がやりやすいようにしています。
弦を張ってみたところ。確認できたら溝を仕上げて、弦高調整とオクターブ調整です。
心配していた弦高ですが十分に下がりました。モントルーのバダス型ブリッジは本家より薄く作られていますが、元から付いているバーブリッジに比べて2ミリくらい厚みがありますのでアンカーの下の隙間が3ミリくらいあるギターに向いています。
どうしても弦高が下がらない場合、スタッド自体を落とし込むようにルーティングする手もありますね。
というわけで、全体のセッティングが完了したところです。
しばらく弦を張っていなかったので数日置いてネックの様子をみましょう。